桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

桑の海 光る雲

2005-01-21 19:49:53 | 日記・エッセイ・コラム
ブログを作っている今、NHKではブログの現状に関する番組を放映している。これも、我が敬愛する赤瀬川原平氏の言う”偶然”に該当するのであろう。ともかくも、こんな形でブログを始めることになるとは、何とも愉快なことである。

さて、夕べから今朝にかけて、山沿いでは雪が降った。赤城山が真っ白である。この前の大雨の時も、山は雪だったから、この雪で一段と白さが増したような気がする。家からも、職場からも、通勤途中でも、いつも赤城山が見える。赤城山の山麓には、かつては一面の桑畑が広がっていた。夏は一面の輝く緑の上に、青い空が広がり、真っ白な雲が輝きながら浮かんでいた。冬には葉を落とした枝ばかりの桑の列の間に、多くホウレンソウが植えられていた。山に雪を降らせたあと吹き下ろしてくる空っ風吹きすさぶ桑畑から空を見上げると、やはり真っ白な雲が輝いていた。

「桑の海光る雲」
実はある詩の一節から引用した。私にもゆかりのある方の作である。雅号その他、あちこちで使わせて頂いている。今回ブログを作るにあたっても、タイトルに使わせて頂いた。
三日坊主な私がどれくらい書き続けることができるか、いささか不安であるが、まぁ、ぼちぼちやってみようと思う。

コメント
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