桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

黒滝山不動寺の紅葉

2021-11-23 20:53:01 | 旅行記
南牧村にある黒滝山不動寺の紅葉が見頃とのことで出かけてきました。
寺の西側には岩壁がそそり立ち、午後は全く日が当たらなくなるので、午前中に行くべきとのアドバイスに従い、車がすれ違うのも困難な急な坂道をようやくのことで登り切って駐車場に車を停め、さらに坂道を登って、誰もいない境内をのんびり写真を撮影して回りました。
紅葉はまさに見頃、午前の日に照らされ、青空をバックに見る紅葉は本当に見事で、ここ数年では一番きれいだと思いました。
この寺は山奥にあるため、自由に鐘を撞くことができます。賽銭を入れ、久しぶりに一撞きしました。鐘の音は思いのほか大きく驚きましたが、谷間にずっと響き渡っていくのが印象深かったです。















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風街オデッセイ

2021-11-06 20:46:58 | 日記
作詞家松本隆の活動開始50周年を記念したイベント、風街オデッセイに行ってきました。朝の通勤中に聞くラジオで宣伝していたので、申し込み開始日に申し込んだところ見事当選。しかもアリーナ席でした。
実は武道館ライブはおろか、武道館に入ったのも初めて。それにアリーナ席はステージが近い!年を取ってだいぶ落ちてきた視力ですが、18列目でもちゃんとアーティストの表情が見て取れました。我が目に感謝感謝。
演目はすべて松本隆作詞の歌です。その歌を提供されたアーティスト本人が歌うのと、別のアーティストがカバーするのとが混じっていて、3時間(予定は2時間半)があっと言う間。まさに満喫しました。紅白歌合戦もこれまで2度見に行っていますが、今回はステージに近かったことも合わせると、過去最高のライブだったと思います。
はっぴいえんども良かったですが、私が感動したものを挙げると
B’z「セクシャルバイオレット№1」(元歌は桑名正博)
斉藤由貴「卒業」「初戀」
大橋純子「シンプルラブ」
横山剣「ルビーの指環」(元歌は寺尾聰)
太田裕美「木綿のハンカチーフ」「雨だれ」「さらばシベリア鉄道」
安田成美「風の谷のナウシカ」
森口博子「リップスティック」(元歌は桜田淳子)
イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」
C-C-B「Romanticが止まらない」「Lucky Chanceをもう一度」
アグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」
全30曲だったので半分以上感動した、というより感動の連続でした。特にB'zと斉藤由貴は、これを見に来るのが目的だったので、本当に本当に最高でした。松本隆は松田聖子への歌詞の提供も多いので、松田聖子もサプライズで登場するかなと思っていたけれど、さすがにそれはありませんでした。一方、桜田淳子と寺尾聰の歌は本人の歌で聞きたかったです。
B’zや大橋純子のときは会場もノリノリで、本来なら皆立ち上がるところでしたが、このライブでは着席のみ、声援禁止だったのでかなり残念でした。でも、状況次第では中止になったかも知れないイベントなので、これも仕方がありません。
昨日の今頃は斉藤由貴の歌を聴いていた頃でしょうか。いまだに余韻に浸っています。
 
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40年目の墓参

2021-11-03 21:31:00 | 日記
多磨霊園にある向田邦子さんのお墓に、ようやくにお参りに来ることができました。向田さんが今年で亡くなって40年です。これまでの思いを込めて墓前に合掌しました。
写真は墓石ではありません。墓石の横に立てられた。本を開いた形を象った慰霊碑です。右側の文字は、森繁久彌氏がみずから小文を草し揮毫したものです。「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ薫る 久彌」と書かれています。左側は向田さんが赤坂に開いていた「ままや」のメニューを揮毫していた編集者の柿内扶仁子さんが筆を執っています。
今日も心あるファンの方とおぼしき女性が掃除をされていました。おかげで墓域にはゴミ一つなく、墓石もこの石碑もきれいに磨き上げられていました。ありがたいことです。
 
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