4年ぶりに7月の至仏山に登ってきました。花が見頃の梅雨の晴れ間の土曜日ということで、大変な賑わいでした。山頂は登山客でごった返していました。
今日は雲一つない良い天気で、周囲の山々がこれだけきれいに眺められたのは、至仏山4回目にして初めてでした。花もなかなかきれいでしたが、7年前に登ったときに比べて、花が少なくなっていたような気がしました。以前見られたミヤマウスユキソウやクモマイカリソウを見ることができませんでした。
至仏山は、我が家を出て3時間後には小至仏山手前のお花畑でチングルマを見られるという、とてもお手軽な山です。花もきれいなので、既に4回登っていますが、4回ともこの時期に登っています。
私が高山植物を見るのが好きになったルーツは、「アルプスの少女ハイジ」にあると、最近気がつきました。幼い頃見た「アルプスの少女ハイジ」には、山のお花畑でハイジ達が遊ぶ場面が繰り返し登場します。その様子が記憶に刻みつけられ、その後、登山が趣味の叔父に見せてもらった日本アルプスの写真集に、テレビで見たのと同じようなお花畑の写真を見つけ、いつか行ってみたいと念願し続け、小学校6年生の時に北アルプスに登って、お花畑というほどではなかったものの、たくさんの高山植物を実際に目にして感激したのを覚えています。