1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
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PROVENCE1/43キット ルノー R202 モナコGP 2002 その2

2008年12月11日 | 1/43 F1
このキットは、レジンとメタルとエッチング構成です。

リアウイングは、よくあるパターンの垂直翼がエッチング、水平翼がメタルです。
このメーカーのキットは初めてですが、垂直翼に水平翼を付けるガイドがありません。穴が空いているだけで、そこに水平翼にある突起を入れろという感じです。
でも、その突起もだるく、どうにもなりません。
接着は、もちろん、ハンダ溶接とします。
瞬間接着剤で良いのかも知れないですが、強度が心持たないのと、ガイドもないので、うまくいきません。

そこで、ハンダに挑戦。
一番したになる、シャシーに接続する羽根だけをハンダでしっかり付けようと思いました。
しかし、ハンダがうまく乗りません。
エッチングには付くが、メタルには、ハンダが乗りません。
どうして?

フラッグスも塗って、いつものように、ハンダしたのですが・・・・
イライラがMAXになって、メタル溶かしてやる!って感じでハンダを盛ったら、ジュッとくっつきました。
でもね、中までハンダ回って居ないのがよく分かります。
案の定、ハンダを削って行くうちに、ハンダが薄くなりますから、接合部分がグラッと折れてしまいました。
おそらく、素材がお互い違うので、熱伝導の問題か?今回はよく分かりませんが、フラックス塗れば、大体ハンダできるんですが、皆目わかりません。

何度やっても、駄目だったので、垂直翼と同じ素材に置き換えました。
余ったエッチングのランナー部分を切断して、長さを決め、バックランプとシャシーにつなげる部分を、接着し、垂直翼に、ハンダ溶接しました。

やはり、同じ素材同士なので、温度とハンダの流れが始まると、接合部分までしみこんだ様に、ハンダが流れて溶接が出来ました。

ただ、羽根の形状が違います。。
もっとバナナ形状なんですが、成型する道具もなく、あり合わせの道具で削ってもガタガタになると思い、ここは、水平のままにしました。
一番したに来る羽根だし、組むと目立たないと思いましたので、こうしました。

この段階で、駄目なんでしょうね。
でも、仕方ないのです。工作力や、道具がありませんので、ごまかしながら、製作しようと思います。
もう少し、ハンダの荒を綺麗にヤスって、これでOKとします。

なお、垂直翼との接合は、そのまま、まっすぐに付けるとシャシーに付けたときに、傾きます。それを見越して斜度を付けて、付けます。
斜度をよく計算して?
それも適当です。先ほどの垂直翼の穴に真鍮を刺します。
これで、垂直翼は左右に自由に動かせます。
水平翼をこの真鍮線の上にのせて、挟み込み固定。
シャシーに乗せて、水平が出るか見て、良いところでしっかり再度固定。
後、ハンダで永久固定という手順です。

しかし、塗装のハウツー本はいろいろ有りますが、ハンダの本(模型用ね)もあっても良いと思うけど、ハンダまでして、キットを組む人はほとんど、居られないんでしょうね。私も、ハンダなんて、年に2度くらいしか使わないので、仕方ないか。