はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

紅葉狩り

2011-11-06 11:00:11 | その他
 昨年は富士山麓道一周ウオークで見事な紅葉を堪能したので、今年もそれにあやかろうと3日・4日と富士五湖に行ってきました。

 3日は静岡県小山町が制定した「富士箱根トイレル」の一部を歩き、4日は車で富士五湖を一周してきました。
トイレルの方は後日紹介するとして、今日は車による富士五湖の紅葉を簡単に紹介します。

 何時もは一人歩き専門だが、今日は妻と連れ立ってドライブと洒落こんだ。たまには妻のご機嫌を取らないと気持ちよく歩きに出してもらえないので、これも仕方ない事だ。

コースは
富士霊園―明神峠―山中湖―忍野八海―河口湖―西湖―下部温泉と回る予定で出発した。

 昨年富士霊園に寄ったのは11月16日で遅めの紅葉を見る事ができた。今年はそれよりも12日も早いので不安だったが案の定、全然紅葉していなかった。園内を車で回ったが写真を撮るような場所も無くそのまま次の明神峠へと向ってしまった。

 明神峠は昨日歩いたばかりで紅葉が良くないの知っていが、尾根から御殿場高原を一望する景色を、山に登る事のない妻に見せてやろうと考えていた。
車を神奈川県境にある三国山登山道入口に停めて車から降りて上を見ると、昨日は気づかなかった紅葉が目に入った。昨日は曇天で紅葉も冴えなかったが、今日の晴天で色が鮮やかに見えるようになったのか。

 

 御殿場高原を一望できる雄大な風景に妻が喜んでくれるので「あのまん中盛り上がった山は箱根の神山で、その横の二つのこぶは金時山」と説明にも力が入った。
ここからは富士山は見えないが、それは次の場所のお楽しみと車を進める。
明神山の登山口では「ここから30分も登れば山中湖と富士山が一望できるが、お前には登れない」とわざと意地悪く言ってやる。

     

 ガッカリしていた妻もパノラマ台に着いて、この風景を見ると満足したようだった。

昨年山中湖の旭日丘湖畔緑地公園の紅葉を見て感激したのは11月11日だったが、ネットの紅葉情報を見ると今年の紅等は例年並みの速さで昨年より1週間は早いとなっていた。遅めの茶色く変色した紅葉では興ざめだと思い1週間早く来たのだが---

 

 昨年の素晴らしい紅葉を知らない妻は大感激だったが自分としては-------- 早すぎたのか?遅すぎたのか?どっちだろう?
ネットには「今年はあまり色づきがよくないように感じます。赤くならず茶色になって散ってしまうような感じです」と書いてあった。

 花の都公園は端境期なのか屋外には一輪の花もなかった。この公園が出来た頃は花畑と富士山がマッチして人気が出たのだが、今はコスモス畑も無い。あるのは有料駐車場と有料の室内展示場だけ。当然パスした。

    

 針樅純林の中を通って忍野八海へ。女性は忍野八海の絵葉書のような景色を好むのか、妻はいたく喜んでくれて売店で孫への土産などを購入していた。男の一人旅と違い女性は地域経済に貢献するようだ。

 

 次に寄ったのは富士吉田道の駅前にある歴史博物館の「こころ静かに紅葉を観る会」の会場だった。確かにひと気も少なく静かに散策できるが距離が短く、紅葉は緑の葉が多く少し早いように感じた。

 次は人気の河口湖の紅葉回廊へ

    

 ここは臨時駐車場や売店も出ていて人気の高さをうかがわさせる。車をやっと停めて人混みに釣られて紅葉回廊とやらへ。
そこは川の両岸のモミジを観賞しながら上流に向かい橋を渡って下ってくるようになっていたが、紅葉は明らかに早すぎで見頃は来週あたりだろうか。
何故ここが人気なのだろう?山中湖の旭ヶ丘公園に比べ距離、本数、種類、景観と全てが劣っているのに、宣伝が上手なのかな?

 

 次に西湖の「西湖いやしの里根場」に寄ってきた。
この施設は昭和41年の台風災害で壊滅的な被害を受けた根場地区の茅葺き屋根集落を甦らせようと、平成22年にリニューアルオープンした施設で私も初めて寄るところだ。読み方は「いやしの里・根場」と区切り、根場はネットでは「NENBA」となっていた。
 余り期待を持たずに寄ったのだが、それが期待に反して中々良かった。窓のある茅葺屋根は特徴的な切込みがあり見応えがあった。家の中は物品販売や体験工房、展示場などになっていて入る事も出来る。入場料は¥350でネットで割引券を印刷していけば¥300に割引される。富士五湖へ行った折には一度は見学する事をお薦めします。

 最後は温泉好きな妻のために下部温泉の日帰り温泉へ。温泉に着いたのが4時30分、看板には「最終受付5時」となっていたが受付で「終了が5時」と聞いて諦める事に。

 マー最後は失敗したが妻が喜んでくれたので良しとしよう。お陰で飲酒日でないのに晩酌が出て土産で購入した「山ごぼう」をつまみに飲む事ができた。

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