はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

ニュージーランド・ドライブ旅行5

2018-06-23 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 予 約

  ・飛行機の予約
  飛行機に乗ったのは、今までツアー旅行だけだったので、航空券の購入方法が分からなかった。
 そこでインターネットで調べてみると、今回の旅行の条件に合った航空券は2種類あった。
 ・格安航空券 = ツアー用の航空券を旅行会社に卸してそれをバラ売りしてる航空券 = 一番安い
 ・割引航空券 = 航空会社が独自に設定した割引運賃で販売している航空券      = 安い。
 
 更に航空券には帰りの便が決まっているか否かで分かれていた。
 ・FIX(フィクス)航空券 =購入時に往路と復路の日時と便が決められていて変更できない航空券 =安い
 ・OPEN(オープン)航空券=決められた有効期限以内ならば復路の便を自由に設定できる航空券 =高い

 また、着いた飛行場と帰る飛行場が違うと更に条件がつく事もわかった。それが
 ・オープンジョー=日本から最初に行く都市とは違う都市から帰ってくる航空券。
          つまり往路は成田→オークランド。復路はクライストチャーチ→成田となる航空券だった

 以上で今回購入する航空券は 「格安航空券」 「FIX」 「オープンジョー」 が付いた物になる。

 この条件で色々探したがオープンジョーが付いた航空券が見つからない。
検索してヒットするのは、滞在期間が2週間くらいのFIX航空の経由便が多かった。

悩んでいるうちに7月半ばになり、11月の航空運賃が表示されたのを見て焦ってしまった。10月より 11月の
方が運賃が高くなっていたのだ。
更に試しに出発日を特定して検索すると、なんと「 満席」 と表示されてしまう。
これには吃驚して早々に決断をするしかないと思った。

 そして航空券は 「トラベルコちゃん」 と言う格安航空券検索システムの中のイーナドットトラベル コールセンター
から購入することにした。

 最初は大韓航空の韓国経由オークランド行きを購入する気で電話したのだが、それだと帰りに韓国で1泊する
ことになり、その宿泊費は本人持ちだと言う。
さらに帰りの便もオークランド発しかなく、オープンジョーでも無いためクライストチャーチ~オークランド間の
航空券が必要となり、合計すると大分高くなると言う。

 それならとトラベルコちゃんに提案されたのがNZ航空の直通便。
これはクライストチャーチ~オークランド間は同じ航空会社で割引があるので大韓航空より有利だと説明する。

 そうして購入した航空券は、料金が高くなる11月を避けて10月のぎりぎり末にした。
更に飛行機の発着日が土日にかかると高くなるので、それも避け次のように注文をした。


メールに添付されてきた 「electronic ticket(e-チケット)」 なる物は A4版の日程表に過ぎず、しかも自分で印刷をするのだった。
e-チケットは初めてなのでチョット不安だったが、これなら何枚も印刷できるので気は楽だ。

 もう一つ気になるのはクライストチャーチで 「リコンファーム」 が必要と書いてあることだ。
英語は対面で話しても会話にならないのが、果たして電話で相互に理解する事ができるのか?????
気にしても仕方ない 何とかなるさ!!!

これで旅行の大枠は決まった。もう後戻りは出来ない。


  ・宿の予約
 宿はどうしても日本で予約しておきたかった。
英語の喋れない者が現地で価格交渉など出来るはずもなく、予約は絶対不可欠だと思っていた。

 予約の方法は電話、FAX、E-メール、インターネットのHPとあるが、前の三つは私には出来ない。
そこでもっぱらインターネットのHPを利用した。
しかしこれも中々大変で、何が何やら分らないHPや、やっと打込でも送信の方法が分からないものもあった。
その結果当初の目論見から外れ、予約しやすいHPの宿への予約が多くなってしまった。

 NZの宿の料金は日本と違い、一人幾らではなく一部屋幾らになっている。
例えばツインやダブルの部屋を頼めば表示された料金で二人が泊まれる事になる。
そして食事は付かない(B&Bは朝食が付く)。

 私が求めた宿は、予算上1泊100$(¥8,000)以下なので普通のホテルには泊まれず安宿を探すしかなかった。
NZの安宿と言うと 「ユースホステル(YHA)」 とか 「バックパッカー(B/P)」 と安い 「モーテル」 あたりになる。
しかしこれらの宿には共同キッチンがあるので、食事が付かなくても自分で料理を作る事ができる。
レストランの洋食に飽きてきたらキッチンで自炊すればよい。と思えばホテルより気が楽だ。

そして積極的に安宿をインターネットやガイドブックから探して下記の宿を予約した。

 赤字は日本で予約できずオークランドのI-siteで探してもらい予約した宿。
緑字は予約せずに行った宿。(後述)

 結局日本で予約した宿はユースホステル(YHA)とB/Pになってしまった。
中でもYHAが6ヶ所もあるのは予約の方法が簡単明瞭で、しかもYHAが各地にあったのが原因だった。

 予約には必ずクレジットの番号や有効期限を書かなければならず、悪用されないか不安を感じたが12月3日現在
支払ったもの以外の請求は来ていない


  ・レンタカーの予約
 レンタカーは当初 Hertz(ハーツ)にする予定だった。理由は有名らしい事と、走行距離が少なく新車のような
日本車が多いとガイドブックで紹介されていたからだ。
ハーツのHPで料金を計算してみると、カローラクラスで20日間借りると1日$80弱になる。
ガイドブックにも夏はカローラクラスで1日$60~90となっているので、そんなものかと思っていた。

 そこでハーツに予約しようとHPから申し込んだが、何度やっても上手くいかない。
仕方がなく電話して理由を言うと
「そんな事はありません」 とこっちの言い分を中々聞いてくれない。
すったもんだした挙句、結局HPのシステム上のミバグだったが、その時は申し込む気が無くなっていた。

 そんな時オークランドの宿の担当者が、日本語のE-メールでレンタカーの事を聞いてきた。
渡りに船と価格を聞くとカローラクラスで1日20$以下だという。
80$対20$。1/4とは、まるで嘘のような話だ。
迷いに迷ったが1日60$の差には勝てなかった。

 宿に予約を依頼すると、次のようになったと連絡が来た。

 なんと1日$20が更に安くなり$15になっている。嬉しいやら怖いやら複雑な気持ちになってしまった。
後日地球の歩き方を見ていたら、この会社の宣伝と紹介が掲載されていて少し安心した。

 保険については現地でレンタカー会社と直接契約するとの事で予約時点では契約しなかった。

レンタカーの借出し・返納は「レンターカー」項を参照して下さい。

  ・アクティビティの予約
 アクティビティの予約は当初考えていなかったが、ガイドブックを読むと 「ホエールウオッチング」
「ミルホードサウンド」 のクルージング、および南島北島間の 「フェリー」 は混みあう可能性があるので予約を
しておいた方がベターと書いてあった。

 そこでまずカイコウラのホエールウオッチングをHPから挑戦して15時30分の船を予約した。
次にミルホードサウンドは日本語版もあり望み通りの 「小型船でランチつき」 を選択したが、いざ送信の段で
送信ボタンが分からない。結局諦めて日本では予約できなかった。

 フェリーは考えてみたらレンタカーを北島のウエリントンで一旦返却して、南島のピクトンで借り直すのか、
あるいはそのままフェリーに乗せ、北島でも同じ車に乗るのか明確ではなかった。
宿に問合せしたが返信がなかったので、これもやはり日本では予約しなかった。

 そうしているうちにカイコウラからメールの返信が来て驚いた。
ホエールウオッチングの予約時間は15時30分にした積もりなのに、前の便の12時45分になっている。 困った!

 ホエールウオッチングの前日は北島のウエリントンに泊まっており、当日はウエリントンからフェリ-でピクトンに渡り、
そこから国道1号線を160km程走ってカイコウラに行かなければならない。
となると、ピクトンを遅くとも11時前には出発しないと12時45分発のクルーズに間に合わない。

しかしピクトンに11時までに着くフェリーは、早朝の4時55分着と6時20分着の2本しかない。
仮に6時20分着のフェリーにしたとしても、ウエリントンは3時発なので宿は2時前に出なければならない。 困った!!

 ならばホエールウオッチングの予約時間を変更するしかないと再度HPから挑戦したが、予約の変更などのイレギュラーは
皆目検討がつかない。困った! 

 でもどうしょうもないので予約はこのままにして、
オークランドに行ったら 「I-SITEI(観光案内所)」 で変更してもらおう。と居直った。

 そんな訳でアクティブの日本からの予約は
時間を間違ってしまったホエールウオッチングだけでした。


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