はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

ニュージーランド・ドライブ旅行12

2018-07-10 09:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 宿泊場所

  ・NZの宿泊施設

  ・ホテル 
  オークランド、ウエリントン、クライストチャーチなどの大きな都市ではホテルは良く見かけたが、他の地方都市では
余り見たような気がしなかった。
  ホテルはNZに限らず直接申し込むと割引料金の適用がされないと聞いたので、申し込むのに二の足を踏んでいた。
ホテルも料金はピンキリだが、宿泊施設の中では勿論ホテルが一番高かった。
ただこの旅行では一度も利用しなかったので詳細は分かりません。

  ・モーテル
  NZの一般的な宿泊施設では食事は付かないが、室内にキッチンや簡易キッチンが準備されています。
近くにスパーなどがあれば材料を買ってきて自炊も可能なので便利でした。
モーテルの料金も部屋単位の料金が表示されていて、二人で泊まっても追加料金は取られません。

  モーテルの玄関先には 「VACANCY(空室あり)」 「NO VACANCY(空室なし)」 の看板が出ているので、
たまには予約無しで行き、現地で宿を決めるのも面白いかも知れません。
特にカイコウラのモーテルには、軒並み VACANCY の看板が出ていたので、眺めの良い宿を探すのも楽しそうでした。
  モーテルには当然といえば当然だが、駐車場は準備されています。

  ・B/P(バック・パッカー)
          
 最も安い宿。部屋は基本的にドミトリー(写真)という相部屋で、2段ベットが何個か設置されているだけだが、
どのB/Pにも個室も準備されている。だが個室でもトイレやシャワーは共用の所が多いようです。

 今回ドミトリーは泊まらなかったので詳しい事はわからないが、宿により男女別や、男女同室もあるようだ。
男女同室の時の着替えは、女性はトイレやシャワー室を使っていた。
駐車場は田舎のB/Pにはあったがオークランド、ウエリントン、ダニーデンの都会のB/Pに駐車場は無かった。

  ・YHA(ユースホステル)
  YHAは基本的にはB/Pに同じ。
  YHAは日本の会員でも1泊3$の割引が受けられるので会員なら予約の時申し出ればよい。

  ・B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)
  朝食を提供してくれる宿。値段差が大きいので注意が必要。キッチンは無い。



  ・泊まった宿
  今回の旅はバックパカーに憧れた事や予算の関係もあり、安宿のバックパッカ-ズホステルがメインになった。
予約方法もバックパッカ-ズホステルは、世界中の旅行者を相手にしているせいかHPからの申込が簡単だった。
しかしモーテルやホテルは予約方法が分りづらいものが多く、その事も少なくなった理由でもある。


(ユースホステルがB/Pに比べ高いのは、Mt’クックで1泊131$と高い部屋に3泊したため)

  ・宿の外観

  B/PもYHAも若者の安宿!と言うこともあり宿は若者が多い。いえ若者ばかりと言っても過言ではありません。
たまに白人の老夫婦もいたが殆どは私達が最高齢で、最初は少々気恥ずかしくもあったが、要は慣れですね。
ただ妻はトイレやシャワーが共同なのが苦痛のようだった。

   ・室内の様子

  宿の予約はツインを希望したがNZではツインよりダブルが一般的らしく、ツインと頼んでもツインは3回ほどしかなかった。
多かったのがダブルベット+シングルベットの組合せで、これで料金も高めに設定されているのかな?
特にMt’クックはダブル+2段ベットで4人部屋だったので料金が高かった。

  ・高かった部屋と安かった部屋

  クライストチャーチのモーテルは1泊170$、1階の居間と2階の寝室に別れていて、寝室にはダブルとシングルのベットがある。
TVも2ヶ所に有りソファーもそれぞれに有った。
使いかっての良いシャワーやトイレも当然付いていたが、私たちには使いこなせなかった。

 一方トンガリロのB/Pは、1泊55$でクライストチャーチの1/3以下。
ベットは巾の狭いシングルベットと2段ベット。洗面台は付いているが狭い部屋で、シャワーとトイレは勿論共同で部屋には無い。
1泊55$は3、500円程度。かたや10、800円。さてどちらがいいか・・・・

  ・もう一度泊まりたい宿
  次回NZに行ったなら、と考えて、再度泊まりたい宿と泊まりたくない宿をあげてみました。


  上記の表の中で一番良かったのはワナカのB/Pだった。立地場所が良く景色は最高!
部屋もシングルベットが二つ、トイレシャワーも室内にある。ワナカに泊まる時は是非この宿を利用するとよい。

 ワースト1はオークランドのB/P。部屋に窓は無く息苦しく、夜中まで喧しくて腹が立った。
旅行の最初の日が悪い宿だと気分が滅入って落ち込んでしまう。
しかし、反面諦めがついて以後の宿が良く見える利点もあったが・・・・・・・・


  ・チェックイン・チェックアウト
  NZでは受付の事をフロントとは呼ばなかったが、何と言っていたのか? もう忘れてしまった。
(加齢性健忘症+アルコール性痴呆症=認知症気味なのだから仕方ないか)

宿に着いたら最初にフロントに行きチェックインをするのだが、国籍や名前を言ったり中々面倒だった。
そこで途中から予約票(E-メールの写し)を渡すようにした。
フロントで 「ハロー」 と言いながら予約票を渡せば、後は黙っていても処理してくれた。
尤も予約票の通信欄に 「NO English Japanese oniy」 と書いて朱線を引いておいたので話しかけなかったかも。

  料金はチェックインのとき精算してしまいます。
YHA以外の宿はチェックインのときに、クレジットカードの提出を求められレシートにサインするだけでよい。
現金をやり取りするよりズーと簡単だった。

YHAはというと、何にもやらない。
メールで送ってあるクレジットカードの情報で全て処理してしまうようだ。
これは簡単でよいが幾ら取られたのか分からず若干の不安も感じた。
そしてチェックインの最後に鍵を受け取り、部屋の場所を説明されて終わりです。

 ただここからが各宿のサービス性の違いが出る。
殆どの宿は部屋の説明が終わるとフロントの中に下ってしまうが、ワナカのB/Pは部屋からキッチン、ランドリー迄案内してくれた。
このような待遇をしてくれたのは、カイコウラやワンガヌイなどで、どれもYHA以外の宿だった。

  小さな宿は態々案内までしてくれなくても大体見当は付くが、大きい宿、例えばトンガリロやロトルアのYHAなどは
説明不足(理解不足)で部屋に中々辿り着けなかった。
トンガリロでは、こっちが 「マップ」 と請求しなければ見取図さえくれず、テアナウのYHAでは間違った方向に
向かって行っても教えてくれなかった。

  ウエリントンのYHAはガイドブックには 「日本語OK」 となっていたのに、喋れる日本語は 「コンニハ」 と
 「ワタシ ニホンゴ デキマセン」 だけだった。
このお陰で悪戦苦闘する破目になったことは後程旅行記で案内します。

 チェックインのとき鍵の保証金を取る宿があった。
旅の始めのオークランド、ロトルア、ワンガヌイの3ヶ所の宿で取られた。
最初から取られたのでNZの風習かと思っていたら南島では一ヶ所も取られなかった。
保証金は10$でチェックアウトのとき鍵を返すと戻してくれるが、早朝に出発したい時は不便だった。
現にワンガヌイではフロントは8時に開始だったので、保証金は諦めて鍵だけ机の上に置いて出発した事もある。

 では南島ではどかというと、フロントの机に鍵を入れる箱が置いてあるので、その中に鍵を入れておけばよい。
フロントに人がいても 「そこに入れといて」 とばかりに鍵箱を指差す宿もあった。
NZも観光立国を目指しているなら南島方式に統一すれば良いのにな。

 あと一つ。宿により自分の使ったベットシーツをフロントに持って行くところもある。
今回はジョセフ氷河とマウントクックのYHAでフロントの前にシーツを入れる籠が準備してあった。
こういうのを見れば何となく見当が付くので、部屋からシーツを持ってきて入れておいた。
それ以外の籠が見当たらない宿は、そのままにしておきました。
宿の話は 「旅行記」 の方でも紹介します。


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ニュージーランド・ドライブ旅行11

2018-07-07 08:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 交通事情

  ・ハイウエイとモーターウエイ
 NZのハイウエイは日本の国道にあたり、モーターウエイは高速道路にあたるようです。
ハイウエイは国道と同じなのだから当然交差点も有り、歩行者も自転車も走っている。
また、国道なので全国各地に行き渡っており、料金は勿論無料だ。
ただ日本と違い郊外は、最高速度が100kとスピ-ドが速いので十分に注意する必要があります。

 それに対しモーターウエイは自動車専用道路で、交差点がなく出入はインターチェンジにより行われる。
また、最高速度はハイウエイと同じ時速100kで日本と同じだが、一番の違いは全線無料になっていることだ。
よって料金所が無い。

 このモーターウエイは大都市のオークランド、ウエリントンそして地方都市のダニーデンに有ったが、
ハイウエイを走っていると、知らないうちにモーターウエイに入ってしまったりする。
特にダニーデンのモータウエイはハイウエイとの差がわからなかった。

 個人的な感想として、道に不案内な者にはハイウエイ(国道)の方が走りやすい。
ハイウエイなら交差点で間違っても、気付けば直ぐUターンしてやり直しが出来る。
一方モーターウエイ(高速)は、間違いに気づいても(当り前だが)次のICまで行かなければならない。
ウエリントンでは手前のICを出てしまい、再度入口を探したが中々わからず苦労したこともある。


  ・重要な交通規則
 1.ラウンド・アバウト(円形交差点)
     
  日本のロータリーに似た円形交差点。
  NZでは信号が非常に少ない代わりに、この形式の交差点がいたる所にある。

          
 ラウンド・アバウトの交差点に近づくと写真のような標識があります。
そうしたら下記のことに注意して進行しましょう。

1・ラウンド・アバウトは時計回りに進む。
2・右から来る車、つまりラウンド・アバウトに先に入った車に優先権がある。
3・直進 自分が進む道の一つ手前を越えた所で、左ウインカーをだして出る。
4・左折 交差点に進入したら左ウインカーを出し左折します。
5・右折 交差点に進入し自分の進む道の一つ前を過ぎら左ウインカーを出して交差点から出る。
  (※ 交差点を出るときの、左ウインカーは出さない人が多かった)

          
 ラウンド・アバウトには写真の標識もあります。
見方は、直進は国道6号線で踏切を渡ってHaastに行きます。

右折は踏切を渡り、Hokitikaの街の中心に行きます。そこには観光案内所があります。
 (標識ではロータリーの一部が切れていますが、実際には切れていません。)

           ラウンド・アバウトの注意事項
 ※目的の道を通り過ぎても慌てないこと。一周すれば再び目的の道になります。
 ※間違った道に出ても大丈夫! 道は太く空いています。どこでも方向転換が可能です。
  要は慌てないこと。四辻だけでなく五辻も六辻もあるので、一目見ただけでは行先が分かりません。
  私も何回か間違えましたが戻れば済むことです。

 2・右折優先
  NZは日本と違い右折優先です。これはしっかり頭に入れておきましょう。

  信号ある交差点やラウンドアバウト以外の交差点では、右折車が優先です。
  交差点で左折するときに右折車があれば、自分は停止しなければなりません。
  このルールは日本とは逆なので左折する時は必ず思い出し注意してください。

  私はこのルールを忘れていて怖い思いをしました。
  それは1号線の信号の無い交差点を左折しようとした時、前方から右折車が急に接近してきて
  (相手はこちらが接近してきたと思っただろう)激しくクラクションを鳴らされました。
  ハッとしてブレーキをかけたので衝突は免れましたが、ゾーとしました。

 3.One Lane Bridge(一車線の橋)
          
  One Lane Bridgeとは、2車線で走っていた道が巾の狭い橋で1車線になることです。
  1号線ではさすがに無かったが、それ以外の道ではよくあります。
 One Lane Bridgeに近づくと道路に 「ONE」「LANE」「BRIDGE」 と表示されています。

 
 更に近づくと 「GIVE WAY」と書いた矢印の標識が出てきます。
これは相手に 「与える道」「相手優先」 と言う事です。
矢印の表示は、矢印の太い方が優先で、写真の場合は相手優先となる。

 更に近づくと道路に停止線が書いてあるので、前方から車が来たら停止して待ちます。
一方こちら側に優先権があるときは停止線がありません。
場所により矢印だけの標識があるが、矢印の太さにより優先を判断します。

      
  1車線の橋の中に線路があり、汽車が走っている場合もあります。
今回はOne Lane Bridgeで一度汽車と遭遇したが、先頭でなかったので不安はありませんでした。
しかし先頭だと焦るかもしれませんね。
  また、長い橋の場合は途中に退避場所があり、橋の途中ですれ違いできる所もあった。
こんな場合、日本ではどちらが優先か迷う時があるが、こちらは簡単な表示だが明確にされていたので安心できた。

  4.速度制限
  NZでは郊外は時速100kで、街の中は50Km前後のところが多い。
スピードの標識は町の出口と入口にあり、他には工事中など特別の理由がある所だけに立っていた。
また、日本では大きなカーブや下り坂になると制限速度が表示されるが、NZではそのような事は無い。
ようは全て自己責任、自分で判断しろという事だ。

 
           町の入口(50k表示)                       町の出口(100k表示)
 
  NZではカーブにスピード制限制限の表示はないが、その代りカーブの角度が大きく表示されています。
この標識を参考にして事前に速度の調整は出来るが、これをしなければ、そのまま〇〇〇行きでしょう。
    
 時速100kというと日本の高速道路と同じ速度です。
だからと云い「そんな速度で一般道を走るなんて」と怖がる必要はありません。
 一般的に郊外では片側1車線の道が多かったが、日本に比べ
 1.道が広い 2.車が少ない 3.バイクや自転車が走っていない 4.歩いている人がいない
となれば時速100Kで走っても、恐れることは余り無いと云うことです。
ただ先ほども書いたが、カ-ブや下り坂などは自分の運転技量を考えて速度を調整する必要はあります。

 現地の車は100K以上出す車が多く、時には120Kは出ていると思われる車もあった。
私はNZの運転に慣れていない1日目は80K程度で、その後は95K前後で走りました。
北島に渡ってからは流れに乗るようにしたが若干流れより遅かった。そのため時々後続車に追いつかれるので、
なるべく相手が追越しやすいようにした。
たまに120Kも出ている事もあり、そんな時は慢心しすぎだと反省しスピードを落した事も幾度かあった。

 しかしゆっくり走れば安全かというと、そんな事は無い思う。
車は少ないが殆どの車が100K以上で走っている中、日本の国道のように50~60Kで走っていると、後続車に
すぐ追いつかれてしまう。
追いつかれて後ろを気にしてばかりいれば危険だし、知らん顔して走れば後続車がイラつく事になる。
そんな事も考慮して走ったほうが良いと思う。また片側1車線の道でも、かなり頻繁に片側2車線になる追越し区間が
あるので、ここを利用して追越してもらう事も大事だ。

 町の中ではNZの人は制限速度を守るのに感心していました。
町の標識があると100kのスピードがガクンと落ちるので、私も慌ててブレーキをかけていた。
道路工事の速度制限もよく守っていた。

 感心に思いクライストチャ-チの宿の人に感想を言ったら
 「そんな事は無いですよ、罰金は怖いし、町中は警察も予算確保のために常に目を光らせている。」 と言っていた。
そう言えばパトカーが車を取調べているのを4回も見かけていたので、なるほどと納得した。
と言うわけで町の中のスピードも気をつけましょう。

以上列記した4点がNZの交通ルールで特に注意しなければならない点だと思います


  ・道路標識
 面白半分に色々な道路標識を写してきました。

   

       
 日本でも山間部を走っていると時々見かける 「動物注意」 の鹿や猿の標識。でも出合う確率は非常少ない。
しかしNZでは必ず何度か遭遇するでしょう。
但しペンギンは別! ペンギンは自生地の海岸でも余り見る事が出来ませんでした。

 
 NZの踏切は一時停止の必要がない、と事前に調べてあった。確かにどの車も一時停止をせず通過している。
それはいいのだが、では一番左の標識に 「EXEMPT」 と書いてあるのは何だ?
辞書で調べると 「免除する」 と出ている。と言うことは、この踏切は一時停止を免除された踏切なのか?
では一時停止を免除されていない踏切が有るのか? 解らない???

 右側の標識は 「線路有スリップ注意!」 なのだろう。
NZでは線路と道路と並行している所でも、その境に杭などの障害物が無い。日本の常識では危険を感じるが・・・


  長距離の車の運転をしていると一番困るのはトイレだ。

        
国道を走っていて 「500mRIGHT」 の標識を見たら注意しよう。(写真はありません)
少し行くと写真のようなトイレの標識が出てくるが、標識は一見トイレ付き休憩所があるように見えるが、日本の
道の駅を想像してはいけない。
男女兼用のトイレとゴミ籠、ベンチだけの休憩所が多かった。

        
 水洗便所もあったが、ボトン便所も多く、いつ汲取ったか解らないトイレもある。そんな時は私は外で・・・・・・・

 しかしトイレがあるだけでも幸運と思う方が良い。
北島の道の休憩所にはトイレがない所が多く、更に忘れてならないのはNZのスーパーにはトイレが無い事です。
ではどうするか。
 まずガソリンスタンドやレストランを利用したら必ずトイレに入る事です。
また街中で 「PUBLIC TOILOT」 を見つけたら、これも 「もうけ!」 と利用する。
では、どうしても無い時はどうするか? NZで見かけた方法を紹介しよう。

  南島の国道脇に小さな滝を見るための空地があり車が2台ほど止まっていた。
私が車を下りてカメラの支度をしていると、少し先に車が停まり金髪の若い女性が下りてきた。
女性は車のドアを閉めるとズボンに手をかけて、なんとスルッとズボンを下げてしまった。
スッポンポンのお尻を出した女性は、しゃがみこんで用を足すと何事も無かったように車に乗り走り去っていった。

 これを見た妻は気が楽になったのか、同じ方法をとれるようになった。
尤も妻は道の脇ではなく林の中に入りました。これは妻の誇りの為にも言っておきます・・・・・


  スピード違反と同様に歩行者優先も徹底されていて、横断歩道に立つと車は止まってくれる。
日本の調子で横断者を無視するのは止めましょう。必ず歩行者優先で。

  
   横断歩道の標識    赤白のポールの立つ横断歩道    学校有!子供に注意を       スクールバス、子供注意

 英語は読めなくても標識は絵や図で大概判断できる。左から順に
  

  大きな町には道路にパーキングメータが設置されていた。
しかしその使い方が解らず利用出来なかったので、常に無断駐車の繰り返しだった。
掴まったら 「アイムソリー」 の連発でいこうと思っていたが、幸い掴まらずに済んだ。
          
  一番左はパーキングメータ。全て英語表記のため(当り前だ)操作法がハッキリしないのを幸いに・・・・
2枚目の標識の上段は、午前8時15分から9時15分、下の段は午後3時から4時の間は駐車禁止。
下の青い標識には、それ以外の時間帯は60分間は駐車OKを表している。

   
  1枚目はバスの停留所。この程度なら大丈夫理解できます。
2枚目の小山の形は何処かの国では 「ポリス スリーピング」 とか言っていました。
道路舗装面の巾50cm程度の小山だが、スピードを落とさず乗り上げると凄い衝撃を受ける。要はスピード対策で、
日本でも団地の入口等に設置すれば効果が出ると思います。
ポリス スリーピングとは、お巡りさんは寝ていても、スピードを出さず事故が減るという事だとか、成程ね。

  3枚目の上段の標識は壜のグラスがの上に赤い車線。 「PROHIBITED」 の意味が分からなくても
 「アルコール禁止」 と判断できますね。
では下段は何の禁止でしょう? 実は帰国後調べて分かったのですが 「スケボー禁止」 の標識だそうです。

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ニュージーランド・ドライブ旅行10

2018-07-05 09:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― レンタカー

  ・借りだし
 契約までの過程は 「レンタカーの予約」 を参照してください。

オークランドに来て3日目。今日はレンタカーを受け取ることになっている。
レンタカー会社の人が4時に宿まで迎えに来て、会社で手続きをしたあと車を受け取るらしい。

会社からの帰りが心配な私は、会社の場所を宿の人に聞くが 「知らない」 と言われてしまった。
なら仕方ない迎えの車窓から、しっかり道を憶えるようにしよう。

 次に今晩車を止める駐車場も聞いたがはっきりしない。仕方なく近所の野外駐車場に行き 「オールナイト OK?」
確認して、更に駐車場に入る道順も調べておいた。

 4時を過ぎても迎えが来ない。
日本人は時間に煩いと思われても嫌なので、4時半まで我慢したがまだ来ない。
仕方なく宿の人に電話してもらうと 「20分後に来る」 と言う。結局5時に迎えが来た。

 レンタカー会社は太い道に面していて解りやすい場所にあった。これなら帰れそうだ。
会社では保険に入る手続きをした。
保険の細かいことは解らないが、免責の額を0にして全て保険でまかなうか、免責額を半分にするからしい。

保険料は全額免除が1日16$で、半額免除が8$らしい。(全て適当に解釈した)
車のレンタル料より高い保険などバカらしいが、かと言って入らないも不安だ。
結局加入したのは、半額免除の1日8$の保険にした。

これでレンタル料は1日23$になってしまった。
(NZでは「対人・対物保険」や「車両保険」はレンタル料に含まれているらしが、良く分からなかった)

 帰国してから解ったが、NZで車を借りるとサービス税が12.5%付くらしい。
なのに今回支払ったのは、車両代315$と保険料168$の計483$(1日23$)だけだった。
12月8日現在この金額以外のクレジットの請求も無いが、一体どうした事なのだろうか? 

 1日15$のレンタル料の中に、サービス税も含まれているのだろうか? 解らない。
マー 自分が損をするわけではない、得をしたと思って、このままにしておこう。

 係員に車が故障したら何処へ連絡するのか 「カートラブル テレホン?」 と聞いてみた。
何とか通じたらしい、蛍光ペンでパンフレットの中の電話番号に印を付けてくれた。
「ジャパニーズ OK?」、 と聞くと、係員は両手を少し上げ目を見開いた。
どうやらこの電話は日本語は通じないらしい。これも仕方ない格安料金で契約したのだから。
事故に遭ったら? 聞くのは止めた。どうせ通じないし、あとは臨機応変にいくしかない。

          
 車が来た。 「あれ! マツダじゃない」 マークがトヨタになっている。
契約では 「マツダ ファミリア1500」 となっていたのに 「TOYOTA PLATZ」 だった。

どうなっているのだろう?
でもマーいいか家の車もトヨタだから、操作に慣れているし運転しやすいだろう。という事で黙っていた。

          
  アレー?!? 運転席の日除けを下ろすと、何と日本語の注意書があった。
この車は日本から中古で輸入し車なのだ。でもそれもいい、日本車は優秀なのだから。

 車の外回りをザーと点検するが、悪いところは見当たらない。 「OK!」 と言って鍵を受け取る。
いつもトヨタ車を運転しているのに何故か緊張してエンジンをかけた。
車の走行距離は55、751Km 日本車なのだから大丈夫!!

 宿までの道は頭に入っている。サー出発だ! 
オークランドの道は広い。車の数も少ない。信号の見方も解っている。 駐車場への道も調査済みだ。
と、気を落ち着かせて走り出した。

 車を駐車場に入れるとホッとした。これで又難問を一つクリヤーした。


  ・レンタカーとフェリー
 大手のレンタカー会社は北島と南島を結ぶフェリーは車を載せず、ウエリントンで一度車を返し、海を渡った
ピクトンで再度借り直すらしい。
今回借りたEXPLORE MORE社は大手ではないので、そのまま車をフェリーに乗せ、返車はクラストチャーチで
返すようになっていた。
 
 今回自分のミスでフェリーの出航時間がウエリントン発、午前3時の便になってしまった。
予約時に出航時間の1時間前に来ようにと言われていたので、午前2時までに着かなければいけない。
そこで夜中では場所が分かり難いと思い、昼間の内にフェリー乗場を調べておいたので、スムーズにフェリー乗場に
着く事ができた。

 朝乗場に到着すると既に3台の車が並んでいた。
受付へ予約券を渡すと車用1枚、人間用2枚の細長い板状の物を渡された。これがきっと乗船券替りなのだろう。

待つこと1時間。2時50分になっても乗船が始まらない。イラつき始めた時やっとゲートが開き乗船が始まった。
係員に先ほど受け取った乗船板を渡して乗船をする。
乗船した車は結局4台だけ。それで乗船時間を遅らせたのだろうか?
後は日本と同じで船員の指示に従い車を船内に移動し駐車させてる。

 この日の天気は曇りだったが波も風もなく、穏やかな航海だった。

          
 午前3時だがフェリーの売店は開いて、サンドイッチ等は購入できるが、乗客はが少ないので客もいなかった。

 ウエリントンとピクトンを結ぶフェリー会社は2社あって、今回は 「ブルーブリッジ」 の船に乗船をした。
料金は人間が1人55$で、普通乗用車が1台130$。乗船時間が3時間20分だった。

 もう1社は 「インターアイランダー」 社で、料金も乗船場所も乗船時間も違っている。
料金はブルーブリッジ社の方が安いが乗船時間は20分多くなっていた。

 これでレンタカーの1日の実質料金は
レンタル料(15$)+保険料(8$)+フェリー料(6.2$)=29、2$ でまだまだ安い

 フェリーの下船方法も日本と同じで、船員の指示に従い船を下りるとそのまま走って行けた。


  ・ガソリン
           
 ガソリンスタンドの名前は日本と違っていたが忘れてしまった。でも見れば解る。
ただ日本のレギュラーガソリンはNZでは 「Unieaded(アンレディッド)」 と言うらしい。
これは覚えておいた方がいい。間違って軽油でも入れたら最悪だ。

またガソリンスタンドでは、お菓子や飲み物も売っていて小さなコンビニのようになっている。
椅子やテーブルもあるので軽い休憩をとることが出来る。
ここで忘れてならないのはトイレを済ます事! これは絶対忘れずに!

          
私が利用したスタンドは全てセルフ形式だった。最初は不安だったが2回も給油すれば、どうといった事もない。
1.車の給油孔を開ける
2.テンキー0の右のCLEARキーを押す
3. 〃   0の左のFILLキーを押す
4.緑のホースを取って給油孔に差す
5.引き金を引いて給油を開始する
6.給油が止まったらホースを戻す
7.車の給油孔を閉める     
 以上で給油は終わり、次は料金支払いです。

 給油したスタンドの番号(写真では1)を覚えて事務所に行く。
 「ハロー ナンバー1」 と言ってクレジットカードを渡せばよい。

 写真の数字は一番上が金額で10$77¢ 2段目がガソリンの給油量=7リットル 
3段目1リットルの単価=1.539$ 故に 1.539×7=10$77¢となる。

 ガソリン量は常に気にしていたほうが良い。
私はメモリが半分より下を指したら入れるようにしていた。と言っても日本ようにガソリンスタンドが2~3キロ走れば
あるわけではないので注意が必要です。

中でもMt’クックやミルホードサウンドの場合は必ず前の町で満タンにしておいたほうが良い。
そこではガソリンスタンドを見かけなった(実際にはあるらしいが?)

 ガソリンの値段は田舎の方が高めだったが、そんなことを気にしてガス欠になったら大変だ。
高くても安くても減れば入れようと私は心がけていた。

 ちなみにガソリンの値段は平均して1リットル1.6$位で日本円にすれば100円前後と大分安い。
(出発時の日本は180円前後)車の燃費は今回のトヨタPLATZはリッター15Km走った。
おかげで予算は、ガソリンがリッター170円、燃費が14kと見ていたので安くなって助かった。


  ・レンタカーの返車
 車を返すにあたって、宿の人にレンタカー会社のパンフレットを見せて場所を確認したが、分からないと言う。
そこで例により徒歩で返納日前日に事前調査に出かけた。

 地図では大聖堂の裏付近に会社がある事になっている。
しかしそこは街のど真中で、小さい会社なのに?と少し疑問を感じながら出かけた。

 レンタカー会社なのだから車が何台かあり道路に面しているはず。とその付近を探すのだが、無い!
何度探しても無い。

 小さい会社だからと街の中心地を離れた辺りまで行ったが見当たらない。
仕方なく後は宿の人に頼んで会社に電話して確認するしかないと中心地まで戻ってきた。
          

 大分探し歩いたので便所に行きたくなった。
散策マップで確認すると便所はトラムが建物の中に入っていく所にある。用を済ませ便所から出て何気なく
前を見るとアッ 「あった!!」 なんとレンタカー会社が目の前にあった。それも中々の店構えだ。
ホッとしたが周辺には車を止めるような所はない。それ以前にトラムの入ってきた道は車は進入禁止だ。

エーどうすればいいんだ?
混乱したまま店の中に入り受付の女性に契約書を見せる。 「○■△×▽ツモロ●◎■△×▽●◎」 全然解らない。

私は車の置き場所が知りたい一心で
 「パーキング レンタカー パ-キング」 と言うが 「○■△×▽●◎■△×▽●◎」
困り果ててしまった。今までで最大の危機だ。
すると後ろから 「車の返却は明日だと言ってますよ」 と日本語が聞こえた。
ワー助かった。神の助けだ。後ろを見ると、そこには若い日本人男性がいた。
これ幸いとばかりに
 「返却は明日ですが、明日車を何所へ置くのか解りません」 と聞くと
 「■△×▽●◎■△×▽●◎」 「◎■△×○■△×▽」 何か聞いてくれている。
 「車は建物の外の道路に止めて、此処へ車の鍵を持ってきてくださいと言ってます」
 「道路は駐車禁止では?」  「少しの時間なら平気ですよ」
こんな遣り取りをしてやっと納得できた。

 建物の外に出て再度道路を点検すると、5分駐車可の標識が出ていた。
更にその下にはレンタカー会社の看板が。(写真の右下のオレンジの部分)

小い会社とか、店先に車が置いてあるなどと、先入観を持たず探していれば、慌てずに済んだものを。と、反省。
それにしても助けてくれた男性の方感謝してます。

 翌日は16時返却の契約だったが、午前中の方が車が少ないだろうと、早めに出かけた。
タイミングよく建物の入口に駐車でき、鍵を持って店に入る。
受付は昨日と違う人だが鍵と契約書を見せると 「OK」 と言ってカウンターを出てきた。
一緒に車の所に行き、車の周りをザット見ただけで 「OK」 と親指を立ててくれた。
これで料金が安すぎて心配したことや、故障や事故の不安からやっと開放された。

 肩の荷が降りその日の夜は重い祝杯を上げたのは云うまでもない


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ニュージーランド・ドライブ旅行9

2018-07-03 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 両 替

  ・お金の準備
 お金をどのようにしてNZに持っていくかでも迷った。
調べてみると下記のの4種類の方法があった。

 これらを検討し、高額なものや宿泊費などはクレジットカードを使い、その他は現金で支払う
 「クレジットカード+現金」 の併用が、一番使い勝手が良いと判断した。

次に予算の内でクレジット支払いが可能なものと現金払いが便利なものと分けてみた。
     
 これにより現金(日本円)を予算より少し大目の70万円持って行く事にした。

 サーその70万円をどのようにして持っていくか?  盗難や紛失には十分気を付けなければならない。
 結局採用したのは、昔ながらの服の下に首からぶら下げるタイプの物を2個。
 大型を私、小型を妻用として購入した。

 二人に分けた理由は危険分散とNZでは一人1万NZ$以上の持込は禁止されていてる。
 今回は70万円≒1万NZ$となり場合によっては1万NZ$以上になる事も考えられる。
 大事なお金を没収されては適わないと、二人で分散することにした。


  ・両 替
 2008年10月頃から為替レートの円が急騰し始めた。
この計画を立て始めた07年10月の頃は1NZ$=88円だったのが、08年10月10日では1NZ$=60円に
もなっている。
これを150万円を88NZ$で計算すると 150万円÷88NZ$=17000NZ$になる。
さらに150万円を60NZ$で計算すると 150万円÷60NZ$=25000NZ$となり、
同じ150万円が8000$も多くなり 率にすると140%も多くなったことになる。

 今までのツアー旅行では土産代だけ換金していたので、為替レートなど気にすることもなかった。
しかしこれだけ差があるとなると気にしないわけにはいかない。

 ガイドブックにはNZは現地で換金する方が有利と書いてある。
しかし最近の円高が気になって、航空チケットを購入した会社に電話して聞いてみた。
すると 「日本で換金する方が有利」 と教えてくれた。

 さらに空港のチェックインカウンターに並んでいると、団体の人の話が聞こえてきた。
 「添乗員がNZで換金するより日本で替えた方がいい。NZは換金する場所も少ないと言っていた。」
と話す声が聞こえてきた。

          
 計画ではNZの換金が有利と思い、全てNZで換金するつもりだった。しかし周りの話を聞く限りでは
日本で換金した方がどうも有利のようだ。
 そこでオークランドで両替予定の30万円のうち25万円を日本で、残りの5万円をオークランドで両替する
ことにした。
 
  帰国後何処で両替する方が有利か比べてみた。そしてその結果は
 
 どうですかこうして比較してみれば明らかにNZで両替した方が有利ですし、しかもクレジットが一番率が良い。 
 ただ今回は旅行中も円高が進んでいたため、この様な結果になったが、円安に向かっていたら何ともいえないが。

       
              クライストチャーチの両替商のネオン
 11月26日は1NZ$が53.9円だったが、巷の話では40円台になった日もあるらしい。
成田で 「NZは両替場所が少ない」 と聞いたがそんな事はない。
特にオークランドやクライストチャーチには両替の看板が多く、店により金額が違い結構気になった。


 次回NZに行くときは、オークランドの空港で5万円換金して、あとはクレジットで支払うつもりだ。
クレジットの普及状況は日本の比ではなく、今回行った田舎のスパーでもクレジットが使えない所はなかった。
中でもスパーでバナナ1本をカードで支払って買物をする人がいたのには驚いた。

 クレジットの使用方法はカードを手に持ってレジに見えるようにしていれば処理してくれる。
確認方法は2種類あり、現地の人は暗証番号を打っていたが、外国人にはサインを求める事が多いようだ。
私も暗証番号を打ってみたが、上手くいったり駄目だったりしたので、途中からカードを渡すとき 「サイン」 と言って
サインをするようにした。
ただ、一ヶ所だけサインは駄目という宿があったので、暗証番号は調べていったほうが良い。 


  ・お金の種類


 これらの中で一番利用頻度の高かったのは、20$紙幣と2$コインだった。
日本では何故か2,000円紙幣が敬遠され殆ど流通していないが、NZで20$や2$を平気で使っていた。

 コインの2$と1$は、宿で洗濯機や乾燥機で使うので常に持っていたほう良い。
10¢以下のお釣りは切り上げなのか、切捨てなのか、店により違うようだった。 中にはレシート以外に、端数の金額を
書いた紙をよこしたマートもあったが捨ててしまった。
多分次回の買い物の時に、これを出せばお金として計算してくれるのだろう。

 国によっては田舎の小さな商店では高額紙幣が使えない場合もあるようだが、NZではそのような事はなかった。


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ニュージーランド・ドライブ旅行8

2018-06-30 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 出入国

  ・日本出国
 2008年11月29日  いよいよ出発だ。
ニュージーランド航空チェックインカウンターは成田第二ビル3階にある。
早めに(2時間以上前)に着いたのに、既に受付は始まり列が出来ている。
カウンターの横にある棚に、オークランド゙とクライストチャーチの市内地図があったので早速頂戴した。

 旅行会社から添付されてき、ただの紙のようなE-チケット(この時点でもまだ不安だった)を係員に提出する。
 大丈夫! 何の支障もなく搭乗券が手に入った。

     
 搭乗予定の便は18時30分発 AUCKLAND行き NEWZEALAND航空NZ90便だ。
  有る有る! 上から4段目に出ている。

 出国審査も支障なくスムーズに終わり機上の人となる。(両替は「お金&両替」の項で説明します)

   
 座席は3列・3列・3列の中央席だ。外の景色はどうせ見えないので席を立ち易くて便利な席だ。
 各座席にはTVも付いているし10時間50分のフライト厭きないで済むと思う。

     
 機内食はマー当たり前なのだろうか? 飲み物はワインを貰う。
 妻も気を利かせて、飲めもしないのにワインを注文してくれた。

 これから30日間仲良くやっていこう・・・・・・ そしてこの旅を多いに楽しもう!!


  ・入国カード
  機内でNZの入国カードが配られた。
心配性な私は事前にガイドブックやインターネットで 「NZ入国カードの記入方法」 の情報を取り寄せ、二人分の
雛形を作成し、印刷してきているので心配はない。
ただこれらの情報は最新なのかどうかが解らないので、今回は特にNZ大使館のHPも調べてある。

  入国カードで一番気になるのは、矢張り食品の持込のところだ。
カードの該当欄には
・ニュージーランド国内に以下のものを持込みますか?
  食品(調理済、生鮮、保存食品、加工食品、乾燥食品を含む)

とあり、これらの食品を持込む時は、解答欄に印を付けることになっていた。

 要は口に入れるものは全て申告しなさいと言うことのようだ。
だが申告と言っても、この欄に印を付けるだけでよさそうなので、正直者(?)の私は当然印を付けておいた。


  ・入国審査
 二人一緒に審査官の前に立つと 「〇△△■◎✖ー◆✖ステイ〇◇▽・・・・・・・・」 と、何か言っている。
妻は真剣に聞いているが解らないらしい。
 「ステイとか言っているよ」 と妻に言うと、妻は慌てて 「1ヶ月(英語で)」 と答える。
 「オー グット」 と親指を立ててくれた。

 今度は妻に向かい 「○△■◎×ー◆✖ホテル○◇▽」 と言っているが妻は答えない。
どうもホテルの名前を聞いているようだったので、私が自分の入国カードのホテル名の所を指を指した。
すると審査官は妻の入国カードを指差している。
オー! 何と妻のカードにはホテル名が書いてなかった。

  これも慌てて記入して何とか通過。  
妻は大分ショックだったらしく元気がない。
でもそれでは困ります。次は問題の検疫検査なのだから。

 検疫検査は穏やかそうな顔をした中年の係官の前に並んだ。ラッキーだ。
今度も二人一緒だ。

予め入国カードに 「食品持込有り」 としておいたので係官は 「それは何だ」 と聞いているようだ。
(私も雰囲気で何となく解った)

妻が 「インスタント・ライス」 と答えるが係官はわからない。 「イマジェーシフード」 と言っても通じない。
仕方なく事前に全品目日本語と英語で記入しておいたノートを出し、
「非常食 ・ EMERGENCY FOOD」 の場所を指差しながら
 「イマジェーシフード」 と言うと、やっと 「オー○△■◎×ー ◆□ 」 と言って納得してくれた。

 又何か言っている。 「○△■◎×ー◆□リンゴ○◇▽」 何度か聞いているうちに、どうも 「リンゴ」 と言っている
ような気がしたので 「アップル?」 と聞くと 「オーリンゴ○△■」 と答える。
どうやら 「リンゴは持っていないね?」 と聞いているようなので 「アップル ノー」 と言ってみたら、 あたり!
 「OK!!」 と言って通してくれた。

 これで一安心だが、まだ荷物と体の✖線検査が残っている。
アメリカではこの検査が煩くて、何人もの係員が 「バンドを外せ、靴を脱げ」 と指示を出す。
体の検査も、やたらに警報音がピーピー鳴って、何度も検査棒でボディーチェックをされた。

 それが此処NZでは係員も少なく、何の指示もなく、自分で荷物を検査台の上に乗せゲートを潜る。
OK! ブザーは鳴らない。妻も同様に無事簡単に終了。

 周りの検査台を見ても同じように静かなものだ。
ボディーチェックをされている人もいないし、警報音も鳴っていず、荷物を開けている人もいなかった。
今までの心配は何だったろうか、少々気が抜ける思いだった。

 でも注意してください。私達の検査は簡単だったが、全ての検査がこうではないらしい。
宿で聞いた話では、トランクを開けられ靴底をチェックされたり、活力剤を没収されたりした人もいました。

 これで一番気になっていた入国審査が終わった。

  サー ニュージーランドへ入国だ!!

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ニュージーランド・ドライブ旅行7

2018-06-28 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 準 備

  ・食料品等
 食料には随分悩んだ。当初は色々な食料を持参して宿のキッチンで日本食を作ろうと計画したのだが、どの資料を
見ても、またNZ渡航経験者に聞いても、NZへの食料の持ち込みは厳しいと言う。
中には荷物を開けられ 「柿の種」 (菓子)を取り上げられたという人もいた。

 ちなみにNZ大使館のHPには次のように書いてある。
「農業と園芸はニュージーランド経済にとって極めて重要ですので、国内の動植物に害をおよぼす恐れのある果物を
はじめ、動植物、動植物製品、食品等を持ち込むことは禁止されています。
禁止品の持ち込みには重い罰金が科されます。
空港到着後、入国審査エリアに行く前に、疑わしい品物、特に果物はゴミ箱に捨ててください」
と書かれている。

 更に前述したNZ政府観光局のHPの持込禁止物品としてには
動物の毛、卵、植物の種、果物、野菜、肉等の生鮮食品。
あるいは医師からの処方箋の無い薬物も持込禁止になっている。

 そして最終的に持って行った食料品は、最悪没収されても諦めがつく次の物にした。
・包装米飯(電子レンジで加熱するご飯) 
・醤油(スーパーの刺身に付いてくる小袋)
・調味料(ハイミー、だしのもと) 
・種を抜いた梅干
 これらの食品には英語(自己流)と日本語で書いた付箋紙を付けておいた。

 薬も困った。私も妻も毎日服用する持病の薬がある。 若しそれを没収されたら-----
処方箋が有れば良いらしいが、処方箋は医者からは受け取るが薬局に渡してしまい手元には残らない。
そこでこれらの薬はわざと薬局の投薬袋に入れたままにし、薬の説明書も一緒にしておいた。
勿論病名も辞書等で調べ袋に書いておいた。

 サプリメントは袋から取り出しビニールの小袋に入れて活力剤、栄養剤とか適当な英語を書いておいた。
中には 「大蒜(ニンニク)卵黄」 といったサプリメントもあったが、こうしておけば分からないだろう。
経口薬ではないオロナインやサロンパス等は大丈夫と思ったが適当な英語を書いておいた。

 薬は税関で没収されては困るので、これらの作業には本当に気を使った。
しかしここまでしても入国時の検疫検査の不安は解消できなかった。


  ・小物類

 
                           大事な物
  


  ・荷物の収納
 以上の荷物をスーツケース2個、リュック2個に詰め出発準備は整った。
機内預けとして
 スーツケース(大)16kg、スーツケース(小) 11kg
客室持ち込みとして
 リュック(大)8kg、リュック(小)4kg、肩掛けバック 1個
 
 ※以前乗ったノースウエスト機は、一人20kgまでだけで合算の重量は認めていなかった。
  その点NZ航空は一人が20kgを越えていても、二人の重量が40kgを越えていなければ超過料金は取らない。
  お陰で帰りの土産をいくら買い込んでも重量を気にしないで済むので気が楽です。

                サーあとは出発を待つばかり!!


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ニュージーランド・ドライブ旅行6

2018-06-26 09:49:02 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 準 備

  ・パスポート
 NZのパスポートの残存有効期間は出国予定日後3ヶ月必要だ。
わたしのパスポートはNZ滞在中に有効期限が途中で切れてしまうためパスポートの更新を行った。
写真や料金など事前に県のHP(静岡)で確認して行ったので全てスムーズに行う事が出来た。
写真もデジカメで自分で写し、寸法など条件に合わせて持参して何も言われず受け取ってもらえた。


  ・国際運転免許証
  国際運転免許証を静岡県警のHPで調べると、写真は全体の大きさと 「正面3分身」 となっているだけで細かい
寸法は書いて無い。仕方なく胸下までの写真を持参したが、これでは顔が小さすぎると受け取ってもらえなかった。
持っていたパスポートの写真を見せると、これで写真サイズが大きければ良いと言う。
国際運転免許証は即日交付だが再度出直すことになった。

 後日写真を提出し直して免許証を受け取る時、その免許証に名前を大文の筆記体で書けと言う。
サー困った。NやJの筆記体の大文字ってどう書くのか分からない。
恥を忍んで係員に聞いたが明確な返事はない。そのうち係員は 「活字体で良い」 と言い出した。
そんな事なら筆記体などと指定をするなと腹が立ってきた。

 ともかくこれで国際運転免許証が手に入った。
この免許証と国内(日本)の免許証を持っていけばNZで車を運転することが出来る。

 NZでは国際免許証も日本の免許証も、レンタカーの契約の時に提示したが、それ以外は安全運転(?)だったので、
必要なかった。


  ・海外保険
 私はツアー旅行の時も必ず旅行保険に入るようにしている。
最初は旅行会社の提案する保険に入っていたが、途中から損保ジャパンのインターネット加入の保険に切り替えた。
理由は安くて手続きが簡単なこと。料金が旅行会社の保険金額の1/3(?)程度で済む。
今回も損保ジャパンでカップルタイプ(2人分)で死亡時2千万円の保険に加入したが、 保険料はカップル(二人)で
15,000円で済んだ。

 ただこの旅行保険には 「現在病気の治療をしてますか」 との質問があり、 「はい」 と答えると画面が終了画面に
なって契約ができなくなってしまう。
 現在高血圧の治療で薬を投与されている私は 「はい」 と答えるべきだろうが、そうすると加入できない。
そこでしかたないく虚偽の返事で 「いいえ」 と答えて加入している。

 私の言分としては、万一旅行中、血圧で入院したり死亡した時は、保険金を請求しない積もりだ。
なら不正な虚偽申告ないと判断しているのだが・・・・・・・ 

 ツアーに参加すると中高年の方で旅行中薬を飲んでいる人をよく見かける。
この人達は旅行保険に加入していないのか? それとも私と同じように虚偽申告をしているのか。
保険会社は治療中の病気の保障はしないが、他の病気や怪我は保障する旅行保険を売り出して欲しい


  ・クレジットカード
 宿代やガソリン代の支払いはクレジットでやろうと思っている。が、調べてみるとNZではVISAのクレジットは、
どこでも使えるがJCBは使えない所があるようだ。
私のクレジットはJCBなので、利用できない場所があると困るのでVISAのクレジットを申し込んだ。

 私は今まで個人的にカードを使った事は無く、これからも使いそうもないので何所のカードでもよかったので、
妻が地元にデパートがあるセゾンの年会費無料 「セゾンカードインターナショナル」 にしたいというのでそこに加入した。
これでクレジットカードもOKだ。

 クレジットの申込み時に4桁の暗証番号を付けるが、この暗証番号はクレジットカードを使うとき必要になるので
忘れないようにとガイドブックで案内していた。
 実際NZでカードを使用したら、暗証番号投入機の不具合などあり、殆どサインだけで済んでしまった。
しかし宿の一ヶ所だけ暗証番号でなければ駄目という所があった。

 カードの良い面は、月末の請求が来る前に利用内容を見る事が出来る事で、帰国後すぐNZで使ったクレジットの
内容を調べることができ便利だった。
 更に助かったのは両替の手間が減り、両替手数料も掛からないので両替するより有利だったことだ。
NZはカード社会なので、スーパーでバナナ1本をカードで支払っているのを見た。
このように使えば持って行く日本円は少なくて済む。


  ・衣類等
 衣類は基本的に3日に一度は洗濯をすると予定して、1種類の着替えは最大3枚とした。
(実際には何処の宿にもランドリーは有ったので着替えは2枚でも充分だった)

 NZからの帰りは11月下旬にになり日本は寒くなっているので薄手のコートも持っていったが、このコートは
帰りどころかNZでも多いに役に立った。
Mtクックの標高の高い所だけでなく、オークランドやクライストチャ-チの町歩きにも着る事があった。

NZは気候の変化が大きく、この旅行でも雪に降られたり、真夏の暑さで車のクーラーを最強にしたりした事もある。
日本の夏だけでを想定するのではなく、晩春の気温も頭に入れ衣類を支度した方がよい。

 持って行く靴は悩んだ。
今回はトレッキングを何回も予定しているんで、トレッキング用の靴と街歩き用の靴がどうしても必要になる。
しかし登山靴(キャラバンシューズ)だと嵩張って荷物が大きくなってしまう。
そこで登山靴はやめてウオーキングシューズと街歩き用の靴の2足とした。

 ウオーキングシュ-ズにはジッパーがあり、その開閉で緩く出来る仕様の物だった。
おかげで飛行機の中は靴の着脱が容易に出来て助かった。
またウォーキングシューズは街歩きにも利用できたので、街歩き用は最初のオークランで履いただけだった。
なので態々靴を2足持って行く必要はなく、靴用の消臭スプレーをかけておけば1足で足りた。


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ニュージーランド・ドライブ旅行5

2018-06-23 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 予 約

  ・飛行機の予約
  飛行機に乗ったのは、今までツアー旅行だけだったので、航空券の購入方法が分からなかった。
 そこでインターネットで調べてみると、今回の旅行の条件に合った航空券は2種類あった。
 ・格安航空券 = ツアー用の航空券を旅行会社に卸してそれをバラ売りしてる航空券 = 一番安い
 ・割引航空券 = 航空会社が独自に設定した割引運賃で販売している航空券      = 安い。
 
 更に航空券には帰りの便が決まっているか否かで分かれていた。
 ・FIX(フィクス)航空券 =購入時に往路と復路の日時と便が決められていて変更できない航空券 =安い
 ・OPEN(オープン)航空券=決められた有効期限以内ならば復路の便を自由に設定できる航空券 =高い

 また、着いた飛行場と帰る飛行場が違うと更に条件がつく事もわかった。それが
 ・オープンジョー=日本から最初に行く都市とは違う都市から帰ってくる航空券。
          つまり往路は成田→オークランド。復路はクライストチャーチ→成田となる航空券だった

 以上で今回購入する航空券は 「格安航空券」 「FIX」 「オープンジョー」 が付いた物になる。

 この条件で色々探したがオープンジョーが付いた航空券が見つからない。
検索してヒットするのは、滞在期間が2週間くらいのFIX航空の経由便が多かった。

悩んでいるうちに7月半ばになり、11月の航空運賃が表示されたのを見て焦ってしまった。10月より 11月の
方が運賃が高くなっていたのだ。
更に試しに出発日を特定して検索すると、なんと「 満席」 と表示されてしまう。
これには吃驚して早々に決断をするしかないと思った。

 そして航空券は 「トラベルコちゃん」 と言う格安航空券検索システムの中のイーナドットトラベル コールセンター
から購入することにした。

 最初は大韓航空の韓国経由オークランド行きを購入する気で電話したのだが、それだと帰りに韓国で1泊する
ことになり、その宿泊費は本人持ちだと言う。
さらに帰りの便もオークランド発しかなく、オープンジョーでも無いためクライストチャーチ~オークランド間の
航空券が必要となり、合計すると大分高くなると言う。

 それならとトラベルコちゃんに提案されたのがNZ航空の直通便。
これはクライストチャーチ~オークランド間は同じ航空会社で割引があるので大韓航空より有利だと説明する。

 そうして購入した航空券は、料金が高くなる11月を避けて10月のぎりぎり末にした。
更に飛行機の発着日が土日にかかると高くなるので、それも避け次のように注文をした。


メールに添付されてきた 「electronic ticket(e-チケット)」 なる物は A4版の日程表に過ぎず、しかも自分で印刷をするのだった。
e-チケットは初めてなのでチョット不安だったが、これなら何枚も印刷できるので気は楽だ。

 もう一つ気になるのはクライストチャーチで 「リコンファーム」 が必要と書いてあることだ。
英語は対面で話しても会話にならないのが、果たして電話で相互に理解する事ができるのか?????
気にしても仕方ない 何とかなるさ!!!

これで旅行の大枠は決まった。もう後戻りは出来ない。


  ・宿の予約
 宿はどうしても日本で予約しておきたかった。
英語の喋れない者が現地で価格交渉など出来るはずもなく、予約は絶対不可欠だと思っていた。

 予約の方法は電話、FAX、E-メール、インターネットのHPとあるが、前の三つは私には出来ない。
そこでもっぱらインターネットのHPを利用した。
しかしこれも中々大変で、何が何やら分らないHPや、やっと打込でも送信の方法が分からないものもあった。
その結果当初の目論見から外れ、予約しやすいHPの宿への予約が多くなってしまった。

 NZの宿の料金は日本と違い、一人幾らではなく一部屋幾らになっている。
例えばツインやダブルの部屋を頼めば表示された料金で二人が泊まれる事になる。
そして食事は付かない(B&Bは朝食が付く)。

 私が求めた宿は、予算上1泊100$(¥8,000)以下なので普通のホテルには泊まれず安宿を探すしかなかった。
NZの安宿と言うと 「ユースホステル(YHA)」 とか 「バックパッカー(B/P)」 と安い 「モーテル」 あたりになる。
しかしこれらの宿には共同キッチンがあるので、食事が付かなくても自分で料理を作る事ができる。
レストランの洋食に飽きてきたらキッチンで自炊すればよい。と思えばホテルより気が楽だ。

そして積極的に安宿をインターネットやガイドブックから探して下記の宿を予約した。

 赤字は日本で予約できずオークランドのI-siteで探してもらい予約した宿。
緑字は予約せずに行った宿。(後述)

 結局日本で予約した宿はユースホステル(YHA)とB/Pになってしまった。
中でもYHAが6ヶ所もあるのは予約の方法が簡単明瞭で、しかもYHAが各地にあったのが原因だった。

 予約には必ずクレジットの番号や有効期限を書かなければならず、悪用されないか不安を感じたが12月3日現在
支払ったもの以外の請求は来ていない


  ・レンタカーの予約
 レンタカーは当初 Hertz(ハーツ)にする予定だった。理由は有名らしい事と、走行距離が少なく新車のような
日本車が多いとガイドブックで紹介されていたからだ。
ハーツのHPで料金を計算してみると、カローラクラスで20日間借りると1日$80弱になる。
ガイドブックにも夏はカローラクラスで1日$60~90となっているので、そんなものかと思っていた。

 そこでハーツに予約しようとHPから申し込んだが、何度やっても上手くいかない。
仕方がなく電話して理由を言うと
「そんな事はありません」 とこっちの言い分を中々聞いてくれない。
すったもんだした挙句、結局HPのシステム上のミバグだったが、その時は申し込む気が無くなっていた。

 そんな時オークランドの宿の担当者が、日本語のE-メールでレンタカーの事を聞いてきた。
渡りに船と価格を聞くとカローラクラスで1日20$以下だという。
80$対20$。1/4とは、まるで嘘のような話だ。
迷いに迷ったが1日60$の差には勝てなかった。

 宿に予約を依頼すると、次のようになったと連絡が来た。

 なんと1日$20が更に安くなり$15になっている。嬉しいやら怖いやら複雑な気持ちになってしまった。
後日地球の歩き方を見ていたら、この会社の宣伝と紹介が掲載されていて少し安心した。

 保険については現地でレンタカー会社と直接契約するとの事で予約時点では契約しなかった。

レンタカーの借出し・返納は「レンターカー」項を参照して下さい。

  ・アクティビティの予約
 アクティビティの予約は当初考えていなかったが、ガイドブックを読むと 「ホエールウオッチング」
「ミルホードサウンド」 のクルージング、および南島北島間の 「フェリー」 は混みあう可能性があるので予約を
しておいた方がベターと書いてあった。

 そこでまずカイコウラのホエールウオッチングをHPから挑戦して15時30分の船を予約した。
次にミルホードサウンドは日本語版もあり望み通りの 「小型船でランチつき」 を選択したが、いざ送信の段で
送信ボタンが分からない。結局諦めて日本では予約できなかった。

 フェリーは考えてみたらレンタカーを北島のウエリントンで一旦返却して、南島のピクトンで借り直すのか、
あるいはそのままフェリーに乗せ、北島でも同じ車に乗るのか明確ではなかった。
宿に問合せしたが返信がなかったので、これもやはり日本では予約しなかった。

 そうしているうちにカイコウラからメールの返信が来て驚いた。
ホエールウオッチングの予約時間は15時30分にした積もりなのに、前の便の12時45分になっている。 困った!

 ホエールウオッチングの前日は北島のウエリントンに泊まっており、当日はウエリントンからフェリ-でピクトンに渡り、
そこから国道1号線を160km程走ってカイコウラに行かなければならない。
となると、ピクトンを遅くとも11時前には出発しないと12時45分発のクルーズに間に合わない。

しかしピクトンに11時までに着くフェリーは、早朝の4時55分着と6時20分着の2本しかない。
仮に6時20分着のフェリーにしたとしても、ウエリントンは3時発なので宿は2時前に出なければならない。 困った!!

 ならばホエールウオッチングの予約時間を変更するしかないと再度HPから挑戦したが、予約の変更などのイレギュラーは
皆目検討がつかない。困った! 

 でもどうしょうもないので予約はこのままにして、
オークランドに行ったら 「I-SITEI(観光案内所)」 で変更してもらおう。と居直った。

 そんな訳でアクティブの日本からの予約は
時間を間違ってしまったホエールウオッチングだけでした。


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ニュージーランド・ドライブ旅行4

2018-06-21 10:00:00 | NZ・ドライブ旅行
  準備編 ― 計 画

  ・コースと旅行期間の決定
 見学場所を抽出しておよその時間(日数)を算出した。
見学場所はこれに拘るわけでなく、現地で臨機応変に追加削除するつもりだ。

 トレッキングコースはどうしても行きたい所を抽出した。
ただ天候の状態により左右されるので、予備日を含め余裕を持った日程にしなければならない。



  今まで調査した立寄地・見学場所・トレッキングコースを加味して下記のコースを策定した。

※1日の走行距離はなるべく350Kmを越さないようにした。
※走行距離4050kmは計画段階の距離で実際の走行距離は4200kmだった。
※泊数の左は最低必要日数。右は下記理由等を加味した日数。
 ・オークランドは交通事情やニュージーランドそのもに慣れるため3連泊とした。
 ・トンガリロ、マウントクックの連泊はトレッキングの予備日を考慮した。
 ・クライストチャーチはロングステーの気分を味合うため、飛行機のチケット有効期間一杯の7連泊とした。
 ・12,13番のテ・アナウはミルホードサウンドに宿を求めると、前後の走行距離が400kmを越えて
しまうのでテ・アナウで2泊することにした。
※19番のアーサーズパスの往復は山岳列車を予定したので車は使わない。。

 検討の結果、周遊期間は最低20日、余裕を見ても25日もあれば良い事が分かった。
そこで飛行機の料金を調べると、20日も25日も30日も同じ金額だったが、1ヶ月を越すと高くなっていた。
ならば有効期間を全て使ってニュージーランドに滞在しようと、滞在日数を30日間とした。


  ・予 算
 
 ※予算は余裕を持って算出したので必ず 150万円 以下にする。
 この計画は2008年5月現在でNZ$換算は1$=¥90と見てある。
 (2018年6月現在 1NZ$=¥78)


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ニュージーランド・ドライブ旅行3

2018-06-19 08:49:54 | NZ・ドライブ旅行
   準備編 ― 計 画

 ・ガイドブックと地図の購入
                   
 ガイドブックは、より詳しい物をと思い少々高かった(¥2700)がロンリープラネット社のガイドブックを購入した
さすがにこのガイドブックは地方都市の宿や食事、見所まで詳しく載っていて調べるには最良だった。
ただ翻訳調の文章は読みにくかったが・・・・・・

NZではこの本を片手に持って歩いている白人を何人も見かけた。勿論日本語版ではなかったが、厚さが3CMもあり
重たくて私は宿で見るだけだった。

この本は「e-hon」で購入しました。
書名欄に 「ロンリープラネット ニュージーランド」 で検索できます。

                    
  結局いつも購入する 「地球の歩き方」 も購入した。 中でも 「旅の準備と技術」 のページは何度も読んで参考にした。 

この本は街歩きでも持ち歩き、一番利用したガイドブックで、 有名観光地観光地へ立ち寄るだけなら、
このガイドブック1冊で支障はないと感じた。

                   
  NZの地図の購入では苦労した。
インターネットで色々検索したが販売している所が分からず、E-honやアマゾンも覗いたが分からなかった。
そんな時インターネットで偶然見つけて購入出来たのがこの地図で、販売価格は3,000円だった。

この地図が無ければ今回の旅はとても無理だったので、見つける事ができた偶然に感謝です。


 ・インターネット
  ニュージーランドに憧れていた頃は様々なHPを見たが、観光案内が多く旅のノーハウを書いた物は少なく
あっても内容が本格的で私のような旅の素人には余り参考にならなかった。
そんな中で 「NZ観光局公式サイト NZ旅行情報」 は、計画を立てる時や日程表を組む時は欠かせない
HPでした。

 中でも一番利用した機能は、道路案内とその距離と時間を表示するものです。
使用方法はHPのトップの 「出発にあたって」→「各地域の案内・地図」→「ニュージーランドマップ」 の項目で、
例えば 「オークランド」 から土ボタルで有名な 「ワイトモケープス」 には、どの道を走りどのくらい走れば
行けるのか調べるとします。

「ニュージーランドマップ」 を開くとNZの地図が表示されます。
しかしオークランドは出てますがワイトモは出ていません。
そこでズーム機能の虫眼鏡の 「+」 をクリックすると、ワイトモが出できます。

次は出発地のオークランド到着地のワイトモケープスをクリックします。
すると右側に 「走行距離195km」 とか 「ドライブ時間 最大2時間50分」 と表示されます。
地図にはその間のルートが太い赤線で表示されています。

 しかしこれではワイトモ周辺の道がはっきりしません。更にズームをすると、出てきました。
ナルアワヒアで1号線と別れ39号線に入ります。次にオトロハンガの町で3号に入り、その先のワイトモへの分岐点で
37号線に入ります。そしてしばらくするとにワイトモに到着することが分かります。

 この機能で分かったことを更にNZの地図で細かいことを確認して、次のような表を作りました。
          

  この表をバインダーに貼り、運転席に置いて眺めながら走りました。
おかげで国道を走る限り何の支障もありませんでした。

 インターネットで情報を探せば、幾らでも出てくるが、余り見すぎて余計な知識やら、変な不安が生じてきたので、
後半は旅行記の類は見ないようにした。

 宿やアクティブの予約のインターネットはそれぞれの項目で紹介してあります。


 ・立寄り地の選択
 
 ※抹消してある所は下記の理由でコースから除きました。
 ダウトフルサウンド→ ミルホードサウンドと同じフィヨルドで料金が高い一人$250
 インバーカーギル → 南島の最南端。見る所も少なく一ヶ所だけ離れている。
 ネイピア      → トンガリロに行くとコース取りが大変になる。


 ・旅行時期の検討
  どの季節に行くかの旅行時期と、何日くらいにするかの旅行期間の検討をした。
NZの魅力を満喫すため 1・緑の牧場 2・残雪の残った山 3・庭園の花 を必要条件として
Ⅰ・降雪期  Ⅱ・混雑する時期 は避けることにして下記のような星取表を作った。

 
 得点数 ◎= 3点 ○=2点 △=1点 ×=-3点
 ・旅行日程は11月から12月上旬に決定!!



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