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一方で
【「羅須地人協会時代」の賢治の詩創作数推移】
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<『新校本宮澤賢治全集第十六巻(下)・年譜篇』(筑摩書房)よりカウント>
だったから、〔甲助 今朝まだくらぁに〕が限りなく昭和3年3月3日に詠まれたものであるとなれば、この詩は『春と修羅 第三集』に所収されている他の多くの詩篇とは位置づけも異なるものとなりそうだ。
いずれにせよ、
〔甲助 今朝まだくらぁに〕の日付を「校訂」して「一九二七、三、二一、」とするにためには再検証が不可避であり、今後の検討課題である。
ということになろう。しかもここまで10年間ほど賢治の検証作業を通じてつくづく思い知らされたことは、おかしいと思ったところは検証してみれば殆どやはりおかしかったということであり、私の今までの経験に基づけばこの場合もその例に漏れず、
昭和3年3月3日の賢治については未だ明らかになっていない謎がありそうだ。
ということになるのかもしれない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book_mov.gif)
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《鈴木 守著作新刊案内》
この度、お知らせしておりました『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』が出来いたしました。
◇『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』(定価 500円、税込み)
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本書の購入をご希望なさる方がおられましたならば、葉書か電話にて下記にその旨をご連絡していただければまず本書を郵送いたします。到着後、その代金として500円(送料込)分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木 守
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なお、本書は拙ブログ『宮澤賢治の里より』あるいは『みちのくの山野草』に所収の、
『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
のダイジェスト版です。さらに詳しく知りたい方は拙ブログにてご覧下さい。
また、『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』はブログ上の出版ゆえ、紙媒体のものはございません。
《鈴木 守著作既刊案内》
◇『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)
ご注文の仕方は上と同様です。
なお、こちらは『宮沢賢治イーハトーブ館』においても販売しております。
☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』 ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著) ★『「羅須地人協会時代」検証』(電子出版)
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『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』のご注文につきましても上と同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。また、こちらも『宮沢賢治イーハトーブ館』において販売しております。
☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』 ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』 ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』
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ただし、『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』は在庫がございません。
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