《三輪の白い片栗》(種山高原、令和3年4月27日撮影)
白い片栗はまるで、賢治、露、そして岩田純蔵先生の三人に見えた。
そして、「曲学阿世の徒にだけはなるな」と檄を飛ばされた気がした。
白い片栗はまるで、賢治、露、そして岩田純蔵先生の三人に見えた。
そして、「曲学阿世の徒にだけはなるな」と檄を飛ばされた気がした。
しかし、ここまでの私の一連の検証結果は、『新校本年譜』等の記載、あるいは通説や定説とはかなり異なっていたり、中には正反対だったりということで、そう簡単には世の中から受け容れてもらえないであろうことは充分に覚悟している。それは、もちろん先の㈠~㈦については自信はあるのだが、かつての私からしても、これらはいずれも皆荒唐無稽なことばかりだからでもある。
さりながら、〝㈠ 「独居自炊」とは言い切れない〟については、このことを論じた自費出版の拙著『賢治と一緒に暮らした男ー千葉恭を尋ねてー』を入沢康夫氏に謹呈したところ、
これまでほとんど無視されていた千葉恭に御著によって、初めて光が当たりました。伝記研究上で、画期的な業績と存じます。(平成23年12月27日付入沢氏書簡)
という評をいただいた。また、〝㈡ 「羅須地人協会時代」の上京について〟も入沢氏からの支持があったから、この主張も案外いい線までいっているはずだと内心自信を持っている。それは何故かというと次のようなことがあったからだ。
この私の主張は、いわば「賢治の昭和二年上京説」であり、それは拙ブログ『みちのくの山野草』においてかつて投稿した「賢治の10回目の上京の可能性」にも当たる。
するとその投稿の最終回において入沢康夫氏から、
祝 完結 (入沢康夫)2012-02-07 09:08:09
「賢治の十回目の上京の可能性」に関するシリーズの完結をお慶び申します。「賢治と一緒に暮らした男」同様に、冊子として、ご事情もありましょうがなるべく早く上梓なさることを期待致します。
というコメントをいただいた。しかもご自身のツイッター上で、「賢治の十回目の上京の可能性」に関するシリーズの完結をお慶び申します。「賢治と一緒に暮らした男」同様に、冊子として、ご事情もありましょうがなるべく早く上梓なさることを期待致します。
入沢康夫 2012年2月6日
「みちのくの山野草」http://blog.goo.ne.jp/suzukishuhoku というブログで「賢治の10回目の上京の可能性」という、40回余にわたって展開された論考が完結しました。価値ある新説だと思いますので、諸賢のご検討を期待しております。
とツイートしていることも偶々私は知ったからである。つまり、同氏から、チェロ猛勉強のための「賢治の昭和二年上京説」に強力な支持を得ているものと私は認識している。「みちのくの山野草」http://blog.goo.ne.jp/suzukishuhoku というブログで「賢治の10回目の上京の可能性」という、40回余にわたって展開された論考が完結しました。価値ある新説だと思いますので、諸賢のご検討を期待しております。
なお私は、入沢氏からは以前からいろいろと御指導をいただいており、その内容につきましては、次の〝「入沢康夫氏に感謝し、ご逝去を悼む」〟
目 次
・入沢康夫氏のご逝去を悼む
・故入沢康夫氏からの慰めと励ましに感謝
・故入沢康夫氏に感謝(一次資料の大切さ)
・故入沢康夫氏に感謝(真偽を自分の目で確かめる)
・故入沢康夫氏に感謝(A氏とは実は入沢氏のことである)
・故入沢康夫氏に感謝(「賢治昭和二年上京説」の支持)
・『羅須地人協会の真実-賢治昭和二年の上京-』出版
・故入沢康夫氏に感謝(クレーマー退却)
をご覧頂きたい。・入沢康夫氏のご逝去を悼む
・故入沢康夫氏からの慰めと励ましに感謝
・故入沢康夫氏に感謝(一次資料の大切さ)
・故入沢康夫氏に感謝(真偽を自分の目で確かめる)
・故入沢康夫氏に感謝(A氏とは実は入沢氏のことである)
・故入沢康夫氏に感謝(「賢治昭和二年上京説」の支持)
・『羅須地人協会の真実-賢治昭和二年の上京-』出版
・故入沢康夫氏に感謝(クレーマー退却)
続きは次回へ。
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【新刊案内】『筑摩書房様へ公開質問状 「賢治年譜」等に異議あり』(鈴木 守著、ツーワンライフ出版、550円(税込み))
当地(お住まいの地)の書店に申し込んで頂ければ、全国のどの書店でも取り寄せてくれますので、550円で購入できます。
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岩手県内の書店やアマゾン等でネット販売がなされおります。
あるいは、葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として当該金額分の切手を送って下さい(送料は無料)。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守 ☎ 0198-24-9813
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