カラスガレイ。
冷凍のカラスガレイです。
北海の深海に生息する大型の鰈です。似たものにオヒョウがいますが違う魚です。
肉厚で脂があり銀鱈のような感じです。日本近海でも獲れるようです。
味のほうもかなり美味いですね。煮付けなんか良いですね・・・。
あっさり系の白身魚が多い夏場には結構、重宝します。
ただ、最近は天然、内地ものなど産地にこだわる人が多く、
輸入の冷凍物などは敬遠されやすいですよね・・・。
ノルウェーの冷鯖もそうですが結構、日本人好みの味ですけどね。
すなおに旨いと思うんですけど・・・。
でも、このカラスガレイ、意外なところでは人気なんです。
そう、回転寿司。縁側で出てくるのは平目ではなく最近は、
カラスガレイのようです。何でも加工段階で廃棄していた縁側を、
もったいないと言う事でお寿司にしたところ大ヒットしたらしいですよ。
つまり皆さんの御口に合うってことですよね・・・。
まあ、最近の若い人の中にはエンガワっていう魚がいると思ってる人も・・・。
海産資源の減っている現在、こういった素材も使っていかないと。
写真は味噌漬け焼きです。程よく身が締まりご飯にもよく合います。
もちろん酒の肴にも、純米酒がお勧めです。
和風トマトソース作り。
県内産のトマトを使ってソース作りを・・・。
魚介のトマト・チーズ焼きに使います。
この時期だと秋刀魚が良いですね。
あくまでも我流ですが・・・。
まず熱湯にくぐらせて皮の湯剥きを。
トマトの皮は結構気になります。
きれいに剥いた状態です。
二つに割って種の部分を取り除きます。
水分が多いのと青臭みがありますからね。
鍋にオリーブオイルを入れて玉ねぎニンニクを炒めます。
玉ねぎの甘味が出たところでトマトを入れます。
ここからはひたすら煮るだけです・・・。
しばらくするとトマトの水分が出てサラサラの状態に。
大分トマトの原形もなくなってきました。
頃合をみて赤ワインを注ぎ味付けを始めます。がっ、
ここまでだと全然和風ではありません。
そう、ここからの味付けが和風なんです。
鰹出汁に日本酒、みりん、醤油に砂糖、なんか煮付けみたいですが・・・。
あとは、焦がさないように煮詰めてゆきます。
煮詰め始めてから3時間半、ようやく出来上がり。
鍋いっぱいだったトマトがここまで減っちゃいます。
結構、重労働でした・・・。