氷頭なます・・・
当店、冬の十八番、氷頭なますです。
今回は山好きの母が、この秋に収穫して塩蔵保存しておいた、
なら茸（地元ではモグラとかあまんだれと呼びます）を使って作ってみました。
たっぷりの大根おろしと刻み柚子をあわせて三杯酢で味をつけます。
氷頭の食感と味の染みた茸、柚子の香りが爽やかな一品です・・・。
河豚鰭・・・
乾燥させていた、シマフグの河豚鰭が完成しました。
もうちょっと赤かったのですが、赤みがとんで黄色くなりましたね。
冬霧・・・
信濃川に架かる十日町橋です。
仕入れに行くときには必ず通る橋です。
今朝は信濃川に濃い霧がかかり、
何とも幻想的だったので
携帯で写真を撮っちゃいました・・・。
週末の市場の一コマです。
天候のお陰か今日の入荷は、まぁ～まぁ～・・・
しかし、不況の影響か競りの相場はかなり低めです。
鮮度の良い能登鰤なんかびっくりする安値で落ちてました。
結局、安くてもいらない物は入らないという事ですね。
忘年会シーズン、皆さん今年は厳しいみたいですね。
冷え込むのは気温だけにして欲しいものです・・・。
寒鯖、カサゴ、クロソイ・・・
新潟産の寒鯖（マサバ）です。
寒鰤も美味しいですが冬は鯖も美味しい季節です。
約１ｋｇの大物です。
ただ近年、漁獲量の減少から相場が上がっていて
今では高級魚になってしまいました・・・。
酢で〆て〆鯖に・・・
高価な鯖なので、もちろん、あらもあら汁にします。
明日が食べごろででしょうか・・・？
出雲崎産のカサゴとクロソイの入り合わせです。
淡白な白身ですが、お刺身、煮付け、塩焼き、唐揚げにと
どんな料理でも美味しい魚です。
特に寒いこの時期には酒蒸しなんか最高です・・・。
新酒や吟醸酒、お洒落にシャンパンや白ワインなんか
よく合うと思いますよ・・・。
出雲崎産 フグ入り合わせ・・・
出雲崎産の天然フグの入り合わせです。
フグの美味しいシーズンですが、さっそく、富山県の寿司店で
フグによる中毒がでたとTVのニュースでやっていました。
２グループ２１人がフグ鍋を食べ９人に中毒症状が、
うち２人が意識不明だそうです・・・。
詳しい事は分かりませんが店主がいつもと違う名前も知らないフグを
身だけなら大丈夫と調理したのが原因だそうです・・・。
フグは種類によって毒の部位が違います。
また、食用と認められているフグは決まっています。
その他は販売、提供、流通にのせるのも禁止されています。
安易に買ったり、調理しない事ですね・・・。
こんな事を書いたら食べてくれる人がいないかもしれませんが・・・？
写真は出雲崎産のシマフグです。
トラフグと同様、身（筋肉、骨）、皮、ヒレ、白子が食べれます。
トラフグより水分が多く味も落ちるので鍋、唐揚げ向きです。
残念ながら２本とも卵巣（猛毒）でした・・・。
ヒガンフグです。
こちらは見事な白子ですが、残念ながらヒガンフグの白子（精巣）は
猛毒です。絶対食べてはいけませんよ・・・。
身（筋肉、骨）意外は、すべて有毒です。
コモンフグです。
ショウサイフグに似ていますが尻ビレの色で区別がつきます。
こちらも身（筋肉）意外はすべて有毒です。
このようにフグは種類によって、すべて有毒部位が異なります。
