２・２１ 介護は修行

昨夜のラジオ深夜便で、母親の介護を「修行」だと思って行っていたと、歌手の橋幸夫氏が語っていた。
同居で、認知症で、奥様は特に大変だったろうと思う。
母親が亡くなった後、妻に「夫婦とは何ぞや」との問いを突きつけられ、何年も言い合い、ぶつかり合い、話し合ったと言う。

妻の気持ちわかる気がする。

「修行」だと思ってもそれは自分の心の中のこと。
見返りを求めるわけでも、ほめてもらいたいわけでもないけれど、妻だから嫁だからと当然のように思われてやってきた長い時間は二度と戻ってこないということを、私より深い関わりのある人たちが、何もせず自由気ままに暮らしてきたことを、夫も義父母も少しもわかっていないのではないだろうかと虚しくなる。

我が家はまだまだこれから。



朝　・トースト・コーヒー
昼　・そば・野菜てんぷら・キムチ
間食・ピーナツかりんとう
夕　・聖護院大根の煮付け・鶏肉玉ねぎ煮・キムチ・とろろ昆布汁・ご飯