新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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リュウキンカ:立金花(栂池自然園の植物 9)

2012-07-16 08:41:13 | 植物観察1日1題

栂池のミズバショウ湿原で、一面の白いミズバショウにまじってリュウキンカ:立金花(キンポウゲ科リュウキンカ属)の黄色い花がきれいなコントラストを作っています。
和名は、花茎が立ち金色の花をつけることから来ています。
湿地や水辺などに生える多年草で高さは30~60cm、葉はフキの葉のように丸くて長さ5~10cmで浅い鋸歯があります。
5~7月、茎頂や葉脇に直径約2~2.5cm鮮黄色の花を開きます。花弁に見えるのは萼片で5~6個つきます。
北海道と東北地方北部には生える母種のリュウキンカより姿全体が大きく、花の径と花茎につく花数もリュウキンカの2.5cm、1個に対し、3.5cm、4~8個になります。
エゾノリュウキンカは07年6月1日に取り上げています。