新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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オオバミゾホオズキ:大葉溝酸漿(栂池自然園の植物 5)

2012-07-12 08:23:20 | 植物観察1日1題

栂池公園のロープウエイ駅の近くに咲いていたのがオオバミゾホオズキ:大葉溝酸漿(ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属)です。
深山の湿り気のあるところに生える多年草で、高さは10~30㎝、葉は葉柄がなく長さ2.5~6㎝の卵形~卵円形です。
7~8月にさく花は花冠が筒形で長さ2.~3cm、低地の水辺に咲くミゾホオズキ(05年6月28日記事)にくらべて、花が大きく色も濃くなっています。そのほかミゾホオズキには葉柄があること、花冠の裂片が丸っこいなどの区別点があります。
和名は、溝に生え、さく果を包んだ袋状の萼の形がホオズキに似ていることからミゾホウズキ、大きいからオオバミゾホオズキです。