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成ケ島全体を望める対岸の生石岬には、かつての由良要塞の砲台群が今も残っています。
ここに、見たいと思いながら今まで出会えなかったハスノハカズラ:蓮の葉葛(ツヅラフジ科ハスノハカズラ属)の群落がありました。
海岸に近い林のふちなどに生える常緑のつる性木本で、ハスの葉のように、葉柄がハスのように葉柄が葉の裏面に盾形についているのでこの名があります。
西日本には比較的に多く、関東にはないといいますが、生石岬の道端にはそこらじゅうという感じで生えていました。
互生する葉は長さ6~12㎝、三角状卵形で裏面はやや白っぽくなります。
雌雄別株で、7~9月、葉のつけ根に淡緑色の小さい花が多数つき、果実は直径約6㎜の球形で、11月ごろ赤く熟します。