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今朝、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝戦で日本のなでしこジャパンが、PK戦の末、世界ランキング1位の米国を破り見事優勝しました。
この“なでしこ”、撫でたいくらいかわいい花というのが名前の由来で、万葉の昔から愛情、母性愛のシンボルとして詩歌にも歌われてきました。また”大和撫子“ともいわれ、従順で献身的な日本の女性を象徴する花でもありました。
その“なでしこ“は、今朝、優しさ、可憐さだけではなく、健気で、たくましい日本女性の代名詞として世界に名をとどろかせました。
TVにくぎ付けで眠い朝、庭に出てナデシコ(カワラナデシコ)の写真を撮りました。夏の盛りに咲き誇る今朝のナデシコは、誇らしげに胸を張っているように見えました。
世界的になった“なでしこ”ですが、英名はpinkです。Pinkはもともと突き刺す、ジグザグに切るといった意味で、なでしこの花弁がジグザグに切れ込んでいるのでpinkになり、その色からpinkが桃色を意味するようになったと考えられています。ただpink色は英語では日本のように扇情的という意味がないそうですから一安心です。
いずれにしても、快挙のあとはなおさらpinkよりも“なでしこ”の方がぴったりです。