新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ガンクビソウ:雁首草(キセルは消えても残る名)

2007-08-29 06:13:11 | 植物観察1日1題

茎の上部に横向きまたは下向きに黄色の頭花をつける形が、キセルの雁首に似ているところからこの名があるガンクビソウ:雁首草(キク科ヤブタバコ属)は、山地の木陰に生える多年草で、高さ30~150cm、上部でよく分枝します。根生葉は花期には消えています。
花は6~10月、頭花は直径6~8mmと小さく、基部の披針形の苞葉が2~4個輪生します。
刻み煙草がきえてしまったいま、雁首といってもわからない人が多くなったようです。