新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ホツツジ:穂躑躅 (遅咲きの躑躅)

2007-08-25 06:00:53 | 植物観察1日1題

丹後半島のすこし高いところを歩いていると、ホツツジ:穂躑躅(ツツジ科ホツツジ属)が咲いていました。
山地の日当たりのよいところに生える落葉低木で、よく枝分かれして高さ1~2mになります。
花は8月~9月円錐状につきます。わずかに紅色を帯びた白色で地味ですが、よく見れば3個の花弁がクルリと反り返って、その中から長く突き出て先端がやや上向きに曲がる雄蕊が目立ち、捨てたものでもありません。
和名は穂状に咲くツツジということですが、別名にヤマワラ(山藁)ヤマボウキ(山箒)があり、かつてはこの枝で箕や箒を作ったことからきています。