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高山の岩場や尾根道は、冬は降った雪が吹き飛ばされ寒気に曝され、夏は直射日光をまともに浴びるなど、植物にとって厳しい環境です。こういったところには、よくツツジ科やガンコウラン科の仲間など、小形の葉で、表面はクチクラ層が発達し、裏面に巻き込んだ小低木が群落をつくっています。
コケモモ:苔桃(ツツジ科スノキ属)は、常緑の小低木で、長さ1~2cmの楕円形の葉は厚みがあり、表面は光沢があります。
6~7月長さ約6mmの小さな鐘型の花をつけます。花は白に近いものから濃いピンクまで変化に富みます。秋、真っ赤に熟す果実は甘酸っぱく、ジャムや果実酒にされます。
横岳にピラタスロープウエイの前売り券を買うと、真っ赤な苔桃ジュースのサーヴィスがあります。