新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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コバンソウ:小判草(小判シリーズ そのⅢ)

2007-05-15 08:42:41 | 植物観察1日1題

不思議に覚えているのですが、10何年前西国33ケ所巡り結願の美濃谷汲山華厳寺の近くでコバンソウ:小判草(イネ科コバンソウ属)の種を採って帰り、庭に蒔いたところ、数年を経ずして家の外の土手などに一面にはびこって驚いたことがあります。この写真もそのときの子孫のはずです。
ヨーロッパ原産の1年草で、5~7月、小穂が熟すと黄褐色になり、形が小判に似ているのでこの名があります。小穂を俵に見立ててタワラムギ(俵麦)とも呼びます。
よくドライフラワーにされるなど観賞用として栽培もされますが、あちこちに野生化しています。
せっかくの小判もこれだけ多くなると有難味も薄れるというものです。