新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

サカキ:榊(神に捧げる)

2006-12-10 08:04:25 | 植物観察1日1題

サカキ:榊(ツバキ科サカキ属)が黒い実をつけています。古くから枝葉を神事に使うことからよく知られている木ですが、普通玉串などの形で見ることが多いだけに、初夏に咲く薄黄色の花とともに、秋に熟す黒紫の果実もあまり知られていません。11月~12月に黒く熟す果実は液果で直径7~8mm、中に長さ約2mmの種子が入ります。
山地の照葉樹林内に生える常緑中高木で高さは10mくらい、葉は互生で長さ約8cm、普通全縁で滑らか、枝先の芽が鳥のつめ形に曲がるのが特徴です。
榊の字は枝葉を神事に使うことからできた国字で、年中緑を保つところから和名を栄樹と書くこともあります。