新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ウラジロノキ:裏白の木(超ミニ林檎)

2006-12-04 07:15:46 | 植物観察1日1題

山道を歩いているとところどころに赤い実が落ちています。
見上げると散り残した枝先に広楕円形で縁に欠刻状の大きい鋸歯がある特徴的な葉が見えました。
葉の裏が白い綿毛におおわれるのでこの名があるウラジロノキ:裏白の木(バラ科ナナカマド属)です。
山地に生える落葉高木で高さは10~20m、5~6月枝先や葉腋から複散形花序をだし直径1~1.5cmの白い花を多数つけます。
10~11月に赤く熟す果実はナシ状果で長さ5~8mmの卵状楕円形で、表面に沢山の点々があります。
バラ科の特徴をもつこの果実、食べてみるとわずかにリンゴのような味と食感でした。
写真の左隅が裏返ったウラジロノキの落ち葉です。