簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

北アルプスの絶景(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-04-21 | Weblog


 等々力集落の「等々力本陣」を後に、この道を真っ直ぐに抜ければ、
そば打ちの体験が出来る、「こねこねはうす」がある。
そんな道を外れ、集落の中の曲がりくねった道を抜け、広々と広がる
田圃の中の道に出て、大きな通りを左折すると大王わさび農場に向か
う道に出る。



 暫く進むと万水川に架かる橋を渡る手前に、NHKの連続テレビ小説
「おひさま」の一場面に登場した場所がある。

 安曇野を代表する場所として撮影地に選ばれたらしく、この橋から振
り返ると、一本の真っ直ぐなアスファルト道が、田圃の中に緩やかに下
りながら伸びている。交通量も少ない何も遮るもののないほぼ直線道で、
その距離は凡そ700mある。



 遙か前方を見上げれば、透き通るような青い空に、所々に白い雲が、
アクセントを添えるように湧き上がっている。
その下には僅かに雪を頂いた灰色の山並み、蝶ケ岳、常念岳、東天井岳、
大天井岳などの北アルプスの山々が屏風のように連なっていて、雲が纏
わり付くようにその頂を隠している。



 ここ安曇野では至る所から、こんな絶景を眺める事が出来る。
その情景は折々の雲の掛かりがその表情を変えるので、それは幾ら眺め
ていても見飽きることがない。
どこから見ても本当に美しい絵のような景色である。



 この橋を渡って右に折れる土手道は、せせらぎの小路と名付けられて
いて、これを行くと川下り体験の出来る「わんだぁえっぐ」がある。
左に行けば「水色の時道祖神」を経て「早春賦碑」のある方面に行ける。
正面に進めば、あと400m程で「大王わさび農場」だ。(続)





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