簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

国見ケ岳(高千穂ドライブ旅)

2017-08-28 | Weblog
 問われて急遽予定に組み込んでみたものの、国見ケ岳のことはこれまで全くの
ノーマークで、何も知らなかった。

 観光パンフレットによると国見ケ岳は、高千穂町の西方にある台地状の山で、
標高は513mと言う。
元々高千穂町が標高300mほどの高地にあるので、山としては左程高くは無い。
車なら市街地から10分ほどで登れるらしい。



 案内標識に従い国道218号線を外れ、集落を抜け余り広くは無い林道を上る。
全線舗装されていると言うものの、所々に狭い場所も有り、大型と遭遇したら離合
が・・・などと心配しながらのドライブであったが、途中車に出会うことも無く、広い駐
車場に辿り着いた。


 
 道路を隔てた向こう側に茶店が一軒ポッンと建っていて、車はそこまでで、そこか
らは緩やかな坂を少し歩いて展望所に向かうことに成る。



 素晴らしい眺めである。
釈迦の寝姿に例えられる阿蘇の外輪山・五岳や、祖母山の連なり、天孫降臨の地
と言われる二上山から椎葉の山々などが連なって見える。



 眼下の盆地に目をやれば、高千穂の町並み、蛇行する五ヶ瀬川の渓谷、そこに
架かるアーチ型の大橋など、四周が展望できる。



 ここは雲海の名所としても知られているらしく、今朝ほどのあの騒々しいグループ
もそれを目指しての早朝登山で有ったようだ。
雲海は9月から11月にかけて、日の出から1時間ぐらいまでが見ごろだと言う。



 一段と高い丘の上には、「高千穂」と言う名の謂れにまつわる神話をモチーフにし
た、大きな三神の像が東を向いて建っていて、ここから国見をしたと伝えている。(続)



にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする