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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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関白の礎・長浜 (JR全線乗り潰しの旅)

2014-03-17 | Weblog
 長浜は、羽柴秀吉が琵琶湖畔に開いた城下町だ。
織田信長は、近江の浅井氏を滅ぼし、その戦で功を立てた秀吉に浅井氏旧領の
近江の国・湖北三郡12万石を与えた。



 小谷から移った秀吉は琵琶湖の北東部今浜に城を築き、城下町を整備、地名を
信長の「長」を取って長浜とし、自らは織田家宿老の丹羽長秀と柴田勝家からそれ
ぞれ一字とり「羽柴」姓を名乗るようになった。



 ここは秀吉が初めて築き、経営した城下町であり、後に関白まで上り詰める、いわ
ば礎となった町である。今城跡は公園となり、復元された天守は内部が歴史資料館と
なり、周りは桜の名所として知られている。



 お城のある豊公園の近くにあるのが、長浜鉄道スクェアだ。
北陸本線の列車が、長浜駅に滑り込む直前、左手に見えて来る施設だ。



 旧駅舎は明治15年に北陸線の始発駅として建てられたもので、イギリス式の建物
は現存する最古の駅舎である。
周りには長浜鉄道文化館や北陸線電化記念館も併設され、北陸線に関する機関
車や模型、鉄道資料などが展示されている。





 スクェア前の道路を隔てた反対側には長浜市の迎賓館である慶雲館が有り、その
回遊式庭園は国の名勝に指定されている。
近くには琵琶湖船運の長浜港も有り、城址公園やスクェアなどを含めた一帯は観光
都市・長浜の一大拠点となっている。(続)






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