東海道53次の37番宿場「藤川宿」
以前、東海道の吉田(豊橋市吉田城跡)~御油~赤坂をめぐった時、藤川に寄らなかったことをずっと後悔していました。行こう行こうと思いつつ早や5年、ようやく行くことが出来ました。国道1号線から旧東海道へ車で入る場合、宿場の東側から入る方が入りやすいです。ただ、目立つ標識などがないのでわかりにくいかも。西からですと「藤川町西」交差点から斜めに入るのですが、入口手前に「藤川宿」と書いた大きな木製看板が立ってはいるものの、信号が青なら通り過ぎてしまう恐れも。徒歩で散策するのなら、国道沿いの道の駅藤川宿に駐車するのがよさそうです。
画像奥の国道から分かれて旧街道に入るとすぐ広重の浮世絵で有名な「東棒鼻」があります。正面から見るとこんな感じです。後方は芭蕉の句に詠まれた「むらさき麦」畑。
時期はずれなので、何もありませんでした。
宿場内の街道は、生活道路になっていて、国道の抜け道にもなっているのか、結構な速度で自動車が走っていました。宿場にはトイレが設置してある無料駐車場があります。
←手前が東棒鼻と曲手
更に西へ進むと「西の棒鼻」があります。ここに、浮世絵師・歌川豊広の歌碑がありました。
藤川の しゅくの棒ばな みわたせば 杉のしるしと うで蛸のあし
↑西から東を臨む。この辺りから松並木がちらほら。西棒鼻の後ろは小学校。
これを抜けると、国道1号線へ出ます。
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