スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

「髪切虫」・・・害虫なのだ!

2008-08-10 12:27:39 | 出来事

このカミキリムシ・・・・全世界の多年生植物がある所に分布し、名前が付いているものだけで2万種、日本でも800種もあるという。恐るべし虫だ。

網戸にとまっていたので、手で捕まえると、キィキィと威嚇音を出している。
ネットで名前を調べると、背中の白い斑点からみると「ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)」と思われる。
カミキリムシという名前は、髪の毛を切断するほど大顎の力が強いことから付けられたとか。
クワガタの歯より小さめの歯であるが、力強い歯のようである。
この歯で樹木や木の葉などを噛むのだ。庭の植木や花を枯らすのもコイツのせいなのか。一般的には「害虫」とされている。

幼虫は細長いイモムシ状で、俗にテッポウムシ(鉄砲虫)などと呼ばれている。野菜の茎や木の幹など、植物の組織内に喰いこんでトンネルを掘って、大顎で植物の組織を食べながら成長する。やっかいな害虫だ。
でも、子供の頃、捕まえて、キイキイという音を聞くのが好きだった。

害虫のため、庭に放すのは・・・ちょっと抵抗がある。
でも、殺すのは・・・かわいそうで・・・。
暫く、飼ってみることにしょう。





ライムの実

2008-08-09 11:05:48 | 出来事


「ライム」の実が8個・・・今年は豊作?です。

去年は全く収穫ゼロ。
鉢に植えて樹高1mほど。路地植えにすれば、かなりの収穫も期待できるのだが、実の成長を楽しむため、あえて鉢植えなのです。
それでもって豊作を期待するとは・・・・われながら身勝手なものです。

今年は例年になく花芽が多く、7月6日時点でも小さな実を10個付けていました。
収穫数を半分にして実の成長優先も考えたのですが・・・・あつかましくもそのままにしておいたのです。
結果、2個が落ちて・・・今は8個。

一枝に3個も成っていて、これは間引きが必要かもしれません。でも、しばらく様子を観ることにします。
何しろ、貴重な1個ですから・・・。




「山吹」咲く!

2008-08-08 07:47:59 | 出来事

昨年秋にも紹介しました庭に咲いた「八重山吹」。
去年は1輪だけだったが、今年は6輪も・・・。<昨年の記事

山吹の花は、晩春に多く見られるが、我が家の場合は早春と立秋(8/7)以降の、1年に二度咲くのです。(八重山吹は、夏の終わりに咲くことも多いと聞く)

山吹という名前の由来は、山の中に生え、花の色が蕗(ふき)に似て いるからとか、枝がそよ風に揺れる様子の「山振り」が訛ったものからと言われている。

昔、「山吹鉄砲」なるものを作って遊んだことがある。
ヤマブキの茎の中心にある白色の髄をちぎって篠竹を切った筒に詰め込み、片方から棒で強く押し出すと「ポン!」と鳴って、ヤマブキ弾が飛び出すのだ。
いかに、素早く髄を上手く詰め込むか、押し出す力加減、相手に向けてネライを定めて・・・子供心に知恵を絞ったものだ。
髄のフワフワとした手触りと、「ポン!」と鳴る音が心地よかったのを覚えている。

「ポンポンと 白い弾散る 山吹弾」  スターアニス




イヌマキの実

2008-08-06 10:32:51 | 出来事



庭に植えているイヌマキのグリーン坊主が目立ってきた。
グリーン坊主が白粉(おしろい)を付けていて、指先で触ると、オシロイが取れて素顔が見えます。
夏の陽射しから肌を守る、日焼け止め化粧にも見えたりして・・・・。

串だんごの形をしていて、これから下の部分が丸みを帯びて大きくなってきます。先端部分がタネになり下の部分が花床というもので、この花床が赤く熟すのです。

この赤くなった実を一度口にしたが、松脂の匂いが強くてあまり美味しいとは、いえない。
鳥が赤い実を狙って啄ばんでいるため、この木の下には、発芽した苗が見られます。

何故イヌという名前がついたのか・・・。
昔、スギ(杉)のことをマキとよんでいたことからの説、あるいは、紀伊半島や四国では高野槇(コウヤマキ)を本槇と呼ぶことからの説と・・・いろいろあるらしい。

コウヤマキで思い出したが・・・昨年、高野槇を挿し木して根付くのを楽しみにしていたが、夏を迎えてついに全滅してしまった。
最後の1本を引き抜いて確認したところ根は1本も出ていなかった。
葉っぱが枯れずにいたのは、水さえ与えておれば枯れなかっただけのことだったのです。残念です。

鉢に植えた高野槇の苗は、新芽も出て育っています。そろそろ路地に植え替えてやらねばと思っています。



この魚は・・・なに??

2008-08-05 12:01:59 | 出来事

この魚たちは、体長1.5cmほどで、12匹います。
先週の8月1日、孫たちが、東吉野方面の川で採って来たもので、わが家で預かっているものです。
メダカなのか、何かの稚魚なのか・・・。

小川で見つけて、ザルですくって採ったようです。
この暑さにもかかわらず・・・・元気で泳いでいます。
餌も与えていません。水も入れ替えていません。

養殖でなく、自然の中で逞しく育つ遺伝子が備わっているのでしょうか。
このペットボトルに入ったままで、5日間生き続けているのです。
この元気さは、どこからくるのかなぁ?

今日当り、近くの小川に放流することにします。


▲体長1.5cmほどです。何の魚かなぁ? 

▲12匹が元気に泳ぎ回っています。
 
▲昼間は部屋の中に入れ、夜間だけ庭に置いています。タフな魚たちです。