庭に植えているイヌマキのグリーン坊主が目立ってきた。
グリーン坊主が白粉(おしろい)を付けていて、指先で触ると、オシロイが取れて素顔が見えます。
夏の陽射しから肌を守る、日焼け止め化粧にも見えたりして・・・・。
串だんごの形をしていて、これから下の部分が丸みを帯びて大きくなってきます。先端部分がタネになり下の部分が花床というもので、この花床が赤く熟すのです。
この赤くなった実を一度口にしたが、松脂の匂いが強くてあまり美味しいとは、いえない。
鳥が赤い実を狙って啄ばんでいるため、この木の下には、発芽した苗が見られます。
何故イヌという名前がついたのか・・・。
昔、スギ(杉)のことをマキとよんでいたことからの説、あるいは、紀伊半島や四国では高野槇(コウヤマキ)を本槇と呼ぶことからの説と・・・いろいろあるらしい。
コウヤマキで思い出したが・・・昨年、高野槇を挿し木して根付くのを楽しみにしていたが、夏を迎えてついに全滅してしまった。
最後の1本を引き抜いて確認したところ根は1本も出ていなかった。
葉っぱが枯れずにいたのは、水さえ与えておれば枯れなかっただけのことだったのです。残念です。
鉢に植えた高野槇の苗は、新芽も出て育っています。そろそろ路地に植え替えてやらねばと思っています。