<12番札所 岩間山 正法寺 (岩間寺)(いわまさん しょうほうじ (いわまでら))>
場所:滋賀県大津市石山内畑町82
不動明王を祀る不動堂。
滋賀県と京都府の境にある標高445m岩間山嶺上にあり、静寂に包まれた境内には「芭蕉池」もある。
養老6年(722年)泰澄大師が第44代女帝元正天皇の勅命で建立、本尊は「汗かき観音」「雷除観音」「厄除観音」として親しまれている。
本尊の「金銅造千手観音立像」は身の丈15cm。インドのエンブ川で採れる砂金で作られたもので、元正天皇の御念持仏とか。
泰澄大師が自ら等身の千手観音像を刻み、元正天皇の御念持仏をその胎内におさめ祀ったと伝えられている。
現在、その切り株より育った「桂」は、「夫婦桂」といわれている。
境内には、日本一の「桂」の大樹群があり「長寿桂」の樹姿は、圧巻である。
「長寿桂」の樹は、祀られているのだ。
445mの岩間山中腹にある境内から、大津市方面の眺め。
写真を撮るのも忘れるほど、腹ペコだったのだ。
午後1時30分頃、昼食はこのお寺の駐車場での車中となった。
境内の「お土産品」は、全て無人販売なのだ。参拝者を信じての商売なのだ。
松尾芭蕉が『古池や蛙とびこむ水のおと』と詠んだといわれる「芭蕉の池」があるのだが・・・。
その句碑を見ることも無く、次のお寺へ・・・。
湖西三山の紅葉の頃訪ねたことありますが岩間寺までは足を伸ばしていりません。大津、京都、奈良、大和などのお寺は言うまでもなく、立派なお寺ばかりですネ。国宝ごろごろ、見ごたえあるでしょうね