スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

夕さりどき

2023-08-31 05:00:00 | アーカイブ・PHOTO 朱夏のころ
「夕さり」・・・夕方になること。

「夕されば人なき床をうちはらひ 嘆かんためとなれるわが身か」 詠人知らず (古今和歌集)


▲奈良市山町にある「竜王池」。左奥にある赤い鳥居がポイント。 2017.7.14撮影


▲田原本町 唐子鍵遺跡。 2010.7.20撮影


『登鸛鵲楼(かんじゃくろうに登る)』

2023-08-31 05:00:00 | 筆文字に親しむ




『登鸛鵲楼(かんじゃくろうに登る)』

中国の詩人、王之渙が詠んだ漢詩「登鸛鵲楼((※1)鸛鵲楼に登る)」の原文

白 日 依 山 尽  白日、山に依りて尽き (はくじつ、やまによりてつき)
黄 河 入 海 流  黄河、海に入りて流る。 (こうが、うみにいりてながる)
欲 窮 千 里 目 千里の目を窮めんと欲し (せんりのめをきわめんとほっし)
更 上 一 層 樓 更に上る一層の楼。 (さらにのぼる、いっそうのろう)

現代語訳
輝く太陽が、山に寄り添って沈んでいき 黄河は、海に向かって流れている。
(この雄大な景色を)千里先まで見渡したいと思い 更に1つ上の階へと(楼閣を)登った。