高市岡本宮御宇天皇代 [息長足日廣額天皇]
天皇登香具山望國之時御製歌
舒明天皇
大和(やまと)には、群山(むらやま)あれど、とりよろふ、天(あめ)の香具山(かぐやま)、登り立ち、国見(くにみ)をすれば、国原(くにはら)は、煙(けぶり)立ち立つ、海原(うなはら)は、鴎(かまめ)立ち立つ、うまし国ぞ、蜻蛉島(あきづしま)、大和の国は
大和(やまと)にはたくさんの山があるが、特に良い天(あめ)の香具山(かぐやま)に登って、国を見渡せば、国の原には煙(けぶり)があちこちで立ち上っているし、海には、鴎(かまめ)が飛び交っている。本当に良い国だ、蜻蛉島(あきづしま)の大和の国は。
ネットで調べていたら、菊の御紋が入ったこんな額縁を見つけた。
金箔を散りばめた用紙に書いてみた。この用紙は太文字用だ。小文字を書くには書きにくくてダメだ。
でも、金箔だから・・・良しとしよう。
ちょうど、「舒明天皇」にふさわしいと思って、飾ってみた。