スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

ハナモモ

2007-03-12 13:42:34 | 出来事
10年前に植えたこの桃の木には、実がならない。
果実を収穫するモモに対して、花を観賞する品種「ハナモモ」なのである。
本によるとこのハナモモは、5月中旬に未熟果が出来るとあるが、未だに実を見たことがない。モモ・クリ3年、カキ8年には当てはまらないのだ。

だいたい「桃」という名前の由来は、果実が多いので百百(モモ)とか、果実に毛があるので毛毛(モモ)になったという説があるが、実がならないのにモモとは、ちょっと可哀相。
更に、バラ科サクラ属のこの木、立派な科属に名前を連ねているのに・・・まぁ、花は綺麗だから許してあげよう。

このハナモモには、花の形が八重や菊になるもの、また枝が枝垂れやほうき立ちになるものがあるとか。わが家のは、ほうき立ちの菊桃だ。

近くの空き地に植えているが、枝は伸び放題。去年もかなり枝を切ったのだが今では5m近くになっている。
あまりの高さゆえ枝を切ることが出来ないため、ご近所の「窓から春の訪れを告げる一役」を担っているのだ。

わが家では、節句に蕾のまま活ける程度であるが、節句用の枝から一輪が咲いた。

空き地の木の枝には蕾が出番を待っている。かなりプクッと脹らんできた。あと一週間といったところだ。

今日は、陽射しが途切れ途切れの中で北風が吹いていたため、山の辺の「椿山の1万本の椿」に行くことを止めた。暖かくなれば、明日にでも行く予定だ。


節句用として活けていたハナモモが一輪咲いた。 

伸び放題のハナモモ。ご近所ではもうすぐ花見が・・
コメント (3)
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