スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

カラスウリと女竹との遭遇

2006-11-26 23:47:51 | 出来事

今日は1年に一度、山林の所有者6名(20名が3班に別れ、我が班が今年の当番)が林道の整備(草刈・排水路の清掃)を行う日だった。8時集合。草刈機部隊の出動である。

山の道端の草・笹・低木を刈り、排水路に溜まった砂や枯葉を取り除き、林道のメンテナンスを行うのである。

普通の道でも、大変なのに急な坂道と容赦なく生えている女竹(メダケ 当地では「ススンボ」と呼ぶ。笛や釣竿に加工される竹)の群生をチップソーの刃を付けた草刈機で刈り込んでいく大変な作業。女竹に藤蔓が絡みそれを切る。まさに体力勝負。30分も刈り込めば、もうクタクタ。

そんな中、女竹と藤蔓に混じった一角に「カラスウリ」の朱色の実が・・・・。鈴なりにぶら下がって生っていた。どうせ刈り込んでしまうもの・・・。思わず「この実、残しておいて・・・!」と隣のAさんに声を掛けていた。
カラスの好物ではないらしいから、上前をはねることにはならないから・・・。

11時に無事終了。足・腰が少し痛む。この痛み、2~3日後位からひどくなるのは、やはり年のせいかな。

持ち帰った「カラスウリ」、玄関先に置いてある流木に乗せてみた。どうも取り合わせはイマイチだが、まあ、いいか。

さらに、朱色の実の中の「種」を見たくなり、黒褐色の種を取り出した。1個の実に28個の種。確かに種は「カマキリの頭」とか「仏像」とか言われているが、財布に入れて携帯すれば富にも通じる縁起物の「打ち出の小槌」に似ているとしておこう。

本日の収穫は「カラスウリ」と「女竹の群生場所」。
女竹は、今後何かに利用出来そうで、楽しみが増えたのだ。(ニコニコ・・・ニコ)


カラスの上前をはねて・・・

昔、この実の汁をシモヤケ(凍傷)になったとき、患部に塗ると治ると言われていたが・・・ハテ・サテ?

1個の実から28粒の種が・・・。種は「打ち出の小槌」の形に似ている?

コメント (6)
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