家内が、ご近所から「ツルウメモドキ」の一枝を貰って来た。
ニシキギ科ツルウメモドキ属である。ネットで調べると、よく似た「オオツルウメモドキ(大蔓梅擬)」があり、葉の裏に毛が有るのがオオツルウメモドキであり、毛の無いのが「ツルウメモドキ」だとか。
また同じように似ているもので(というか、本家というべき)「ウメモドキ(梅擬)」があり、こちらはモチノキ科モチノキ属であり「イヌウメモドキ」もある。
「ウメモドキ(梅擬)」と「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」の違いは、果実のように鮮やかな黄色の仮種皮が有るのが「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」である。
赤い実と黄色の仮種皮のコントラストが美しい「ツルウメモドキ」は、よく生け花の材料として使われるとか。和名は、蔓性でウメモドキに似た木ということだが、ウメモドキ自体が「梅に似ているもの」ということだから、ややこしいですなあ。
近くの山で採ってきたとのことで、是非、その生っている状態を見に行きたくなった。
赤い実と黄色の仮種皮のコントラストが美しい「ツルウメモドキ」。
生け花としても使えるなあ~。