いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

「無心」再び

2005年09月26日 08時26分57秒 | Weblog
 9月26日付産経新聞に次のような記事が掲載されていた。
      
 お墓の多様化が進んでいる。今年、関東で建てられたお墓を調査したところ、
「横置きの洋型」が「縦置きの和型」を初めて上回り、デザインを重視したお墓
を作る人も増加している。背景にあるのは、現代の墓地事情や、「墓にも個性
を」という思いだ。……
 今年3~5月に新しくお墓を建てた人対象のアンケートでは、関東地方では
「縦置きの和型」44.1%なのに対し、「横置きの洋型」が45.5%。過去
18回の調査で初めて、横置きが縦置きを上回つた。さらに一都三県に絞ると、
「横置き」は49%に。……とある。

 私は、それを実体験した分けだ。私の墓地では怖いぐらいのカラスがそちこち
の墓石に止まり大きな嘴を誇示していた。他方、緑に囲まれた○○霊園では
一羽のカラスも見るこはなかった。

 環境による変化は、人の心の持ちように、動物にそして植物へにも様々な形
でその影響を与えつつある。自然との共生は、日本人が持つDNAであり環境
に対する対応の仕方も随分と変わってきた。

 自然への回帰と生活との調和がどの程度保たれるか。今年の夏は、多くの
セミの鳴き声?音を聞くことが出来た。セミの鳴き声を聞くと私は嬉しくなる。
これも幼児時に遊んだ山、川、田んぼそしてエビガ二、タニシ、ヒル、うなぎ、

フナ、メダカ、おたまじやくし、かえる、ヘビ、トカゲ、足長蜂、ウサギ、メジ
ロなどに接した感触が蘇ってくる。そのような環境に戻ることは難しかろうが、
少しでもそれを保つ努力はしたい。

 以前は、山野草を山へよく採取に出かけた。私の目的は、和蘭の「地えびね」
であった。何時頃であったか、採取は環境の破壊に通じると感じ以後採取を止
めてカメラでの画像に収めることにした。

 そして、「えびね」を増やす為にその球根を千切りその周辺にうめた。えびね
は一年に1個の球根を作る。従って、その球根を数えれば何年この場所に自生
してたかが分かる。可憐な美しい花を咲かせ場所により、環境により色々な色
を持った花を咲かせる。その場の環境に合わせて。唯、私が今もって目にして
いないえびねがある。それは、自生の「斑入りえびね」である。

 何時の日にかその「夢」を叶えたいと思っている。


 9月27日追記
   昨日、自宅近くでセミの鳴き声を聞いた。通常、9月10日~15日の 
  間で、セミの鳴き声はピタッと聞かなくなる。猛暑に伴う残暑のせいか
  それとも自然のサイクルが狂ってきている証なのか。と感じた。

 




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