いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

無心

2005年09月25日 18時40分08秒 | Weblog
 雨の中、午前中のダンスパーティへ出かけたが台風が去ったの情報を受けて
途中で引き上げ墓参りに行くことにした。今日まで予定がつかず心落ち着かな
かったが、天候の回復で救われた。

 行き先は、私のところと○○霊園である。○○霊園には49歳で、この世を
去った妹が眠っている。郷里に菩提樹があったが、遠いと言うことで現在地に
移された。

 その墓石には「無心」と刻まれている。施主が考え考えてこのような墓石を
建立したとの披露を受けていた。昔の長方形の墓石と異なり斬新な形の墓石に
は、施主の思いが「無心」と表現されていた。

 墓石に目を移すと長方形の墓石に混じって斬新な墓石が点在し、いろいろな
文字があった。
 
「ありがとう」・「和」・「礼」・「やすらぎ」・「日常の知」・「想い出」・「やさしさ」・「みち」・偲ぶ」・「喜怒哀楽」・「追憶」・「感謝」・「憩い」・「追憶」・「宙」・「復活」などそして

   『山路まで 何やらゆかし すみれ草』

 と、すみれの絵が刻まれている墓石まであった。話には聞いていたけれど
これほど自由に創設されているとは思わなかった。

 私のところの墓地は、長方形の墓石が大部分であり斬新な墓石は余り目にし
ていない。人はそれぞれに願い、思い、そして癒しを求めている証であろう。

 先祖に感謝しながら心深く手を合わせてきた。
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