いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

横浜元町クリフサイド

2010年09月16日 08時22分28秒 | シルバー社交ダンス風景
 昨日20年ぶりの「横浜元町クリフサイド」訪問だった。あるサークルでの知人から招待しますのでパーティーに参加しませんかとの誘いがあり男二人で参加することにした。

 建物の状況は以前と変わらずのダンスホールであった。当時はダンスと言えばチークダンスだけであり全く踊ることが出来なかった。100人ほどが踊り年齢的には私達のサークルより若い人たちが多かった。何人か顔見知りの人もいて貴方知ってるよ!と男性から言われ戸惑う場面もあった。

 クリフサイドは、「山手舞踏場」として昭和21年8月に開店している。100平方メートルのダンスフロアーに、1階2階の吹き抜けはゆったりとした空間を作り出している。特に2階で歓談しながら踊りを眺める景色は古き良き時代を思い起こさせる。

 荻野アンナ氏は、「クリフサイドの青春」と題して記している。
山の手の住人にとって、買い物をするとは、坂を上がることである。…名古屋で乗ったタクシーの、初老の運転手は、客が横浜の人間と知るなり、伊勢佐木町、港、マリンタワー、彼の口から「クリフサイド」の名前が出るに及んで…

 クリフサイドは元町商店街のK2の脇坂道を上がっていくとトンネル手前の右側に白壁の建物が存在する。

 男女入り乱れてのワルツ、タンゴ、ジルバ…と音楽に誘われてパートナーを替えながら踊る楽しさ!それぞれに楽しい雰囲気の中で一時の時間を堪能していた。3時間ほどの踊りに満足感を抱いて「クリフサイド」をあとにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする