いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

藤谷純子先生定年退職!

2010年09月21日 07時53分44秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日、孫達を関内まで送った後「第36回翠嵐会美術展」(ぎゃらりー採光・本日まで)を鑑賞した。昨年ハワイ旅行でお世話になった「杉崎弘明氏」の案内によるものである。素人とは思えない「MM21」油彩・P15号は見事なできばえで驚嘆させられた。

 会場を巡り昨年も感激した小学生教諭が描く「児童の似顔絵」が展示されていた。先生のメッセージが置かれていた。
「この三月(2010年3月)小学校教員として定年をを迎えました。受け持ちの子達ひとりひとりを前にしてデッサンしてまいりました。
 今回はラストクラスの子達。共に卒業しました。新聞の記事には書かれていませんが私の最もお伝えしたいことは、
『ひとりひとりと向き合えたことに感謝』この思いに尽きます。」

     2010年 秋  藤谷純子

 藤谷純子先生は、受け持った生徒の似顔絵を描いて生徒に手渡してきた。その数1000枚にものぼるとのことだった。たまたま藤谷純子先生が居られて共に写真を撮りいろいろとお話を伺った。

 先生のことは平成21年9月24日神奈川新聞で紹介され、児童の顔をエンピツで描き28年間実行されてきた。そして、成人を迎えた教え子にお祝いのメッセージを送られているとのことだった。生徒達がギャラリーを訪れてくれたと喜びを満面に浮かべて語られていた。今後はどうされるのか!まだ決めていないとのことであった。またご主人も「写真」を出品されていた。

 先生は、茅ヶ崎市立鶴が台小学校の教諭として勤務され今年3月に定年退職された。教えを受けた生徒達はなんと幸運に恵まれたことだろう。このような先生に教えを受けた子は立派に感性豊かな人間に成長していくことだろう。今年、卒業生徒の最後に仕上がったのは2月28日だったと!感慨深げに語られる先生の元気な姿に美しさを感じた。知り合いの方が見えたので展示場を後にした。楽しい出会いであった!
コメント
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