いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

麻生総理大臣の発言に感激!

2008年10月15日 09時29分36秒 | 兎に角書きたいの!
 アメリカの「北テロ指定解除」決定に対して、麻生総理大臣は、アメリカに不快感を示した。

 総理大臣は、拉致問題について「国家主権にかかわる重大な問題だ。米朝間には拉致問題はない。米国とは立場をかなり異にしている」とはっきりと日本の言葉を持って国益の何たるかを示した。

 今までの日本は、アメリカとの友好は当然としても日本が言うべきことをこれほどはっきりと示したことは無かった。

 何事も特に外交は、日本の国益を基盤に言うべきことは言葉に出して言わねばならない。「相手の国が嫌がることは言わない」と言う総理大臣が居たこと自体日本は世界から軽んじられたのである。

 外交はすべからく言葉の戦争なのである。反論、主張をしなければ起きた事柄は認めたことになるのである。広報合戦なのである。その点から言うと外務省はどのような戦略を持って従事しているのだろう。

 以前ペルーでの大使館占拠事件が起きたときに「パーティーの最中だったと」そして在外大使館の主な仕事は「パーティーを開催して友好を保つ仕事が主体とも報道された」。

 外国での誤った日本に対するメッセージに対して抗議をしたなど聞いたことがない。だいたいが新聞報道、TVで取り上げられて国民はその実態を知る。

 大使は日本国を代表している。それだけの権限を付与されている。日本外務省の外交の実態を洗いなおす必要があると私は思う。外務省はそれだけの働きをしているのだろうか疑問である。

 
コメント (2)
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