いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

熊田千佳慕氏と笠原實氏のサイン

2008年09月03日 07時41分02秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日は思いもかけずにお二方のサインをいただいた。細密画の熊田千佳慕氏と国文学者の笠原 實氏からである。

 「熊田千佳慕」氏
 1911年横浜生まれの方で細密画動物、植物を書かれている。著書には「みつばちの国のアリス」「みつばちマーやの冒険」「ファーブル昆虫記の虫たち」「花を愛して」「愛するからこそ美しい」など多くの作品を手がけている。
 1991年横浜文化賞を受賞
 1996年神奈川文化賞を受賞
そして、平成20年8月31日NHK総合テレビで「迷宮美術館・昆虫ワールドへ」の表題で先生の絵画の作成風景などが放映された。なお神奈川新聞でも先生の連載がされていた。
 私はひょうんなことからお知り合いとなり先生の「千佳慕の横浜ハイカラ青年記」を購入し先生のサインを頂いた。
 先生は97歳で現役である。逞しい人生である。

 「笠原 實」氏
 1930年生まれで先生の教養講座「枕草子」を私は受講している。先生は横浜市内3校の中学校校長を歴任され現在は横浜市高齢者福祉大学講師ととして活躍されている。
 著書には詩集「ミロそしてミロ」「中島敦と芥川龍之介の居る風景」「国語科教育の記録」などがある。
 私は先生の著書「横浜の文士たちー港町を舞台に活躍した作家の群像ー」を購入し先生のサインを頂戴した。
 著書では16名の方中島 敦・中里恒子・北村初雄・大野林火・平野威馬雄・寺田透・北林透馬・有馬武郎・大仏次郎・吉川英治・長谷川 伸・獅子文六・秋元不死男・扇谷義男・山本周五郎の方々の横浜とのかかわりを記述されている。
 先生とじっこんの方がダンス仲間に二人居る。お一方は校長・副校長として同じ中学校に勤務された方、そして先生の奥様と大学同期の方である。
 これらのことは、退職後のダンスを通じて知り合いになったご婦人達である。世の中とは面白いもの不思議なものである。

 現役として活躍されなお意欲旺盛な97歳そして78歳の先輩に見習い敬意を表したい。


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