いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

これで夢中「源氏物語」

2008年06月20日 07時57分31秒 | 兎に角書きたいの!
 先日ダンス仲間から「和楽」という月刊誌をお借りした。源氏物語について書かれているということで是非にと拝借した。
 それによると「源氏物語」八つの名講義 と題して、岩佐美代子鶴見大学教授が語っている。それによると
 
 序章 原文を音読する楽しみ
  原文だけの岩波文庫本を見ると、一番短い「花散里」の巻きはたった5頁、「空蝉」は10頁、「末摘花」でも35頁…これぐらいちょこっと詠むの、なんでもないでしょうと…と。そして
 一講…人間関係
 ニ講…皇女というもの
 三講…婚姻制度(なかなか面白いしこの制度内容を知ることが重要と思う)
 四講…衣装の役割と効果
 五講…妻それぞれの形
 六講…紫式部について
 七講…宇治十帖について
 八講…現代に通じる普遍性
の講立てで源氏物語を読むに当たっての基礎知識を与えてくれる。
 私が特に気に入ったのは「原文を音読する」ということである。以前、徒然草の講義を受けたときの先生は、講義に当たってまず原文を全員で音読してから説明に入っていった。その方は古典に関しては横浜市内の学校の先生方の中では有名な方だと教えられた。それもひよんなことからダンス仲間で校長を最後に退職されたご婦人からであった。
 音読、私は一人で居るときには新聞等は声を出して詠むようにしている。口のすべりを良くするためにである。
 この教えに沿って、音読を主として源氏物語を読み進めている。と言っても原文ではなく瀬戸内寂聴 訳本である。
 6月15日京都三大祭りの最初を飾る葵祭(賀茂際)が京都市で開催された。源氏物語の有名なシーン「車あらそい」は賀茂際の行列が舞台であり絵巻にも描かれている。
 
 
コメント
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