いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島…

2008年06月03日 09時07分33秒 | 兎に角書きたいの!
 5月31日~6月1日の二日間、竹芝桟橋・竹芝客船ターミナルで東京愛らんどフェア「島じまん2008」が開催され行ってきた。東京都下の島々が集まり特産品の披露と販売があり、塩・ジヤム・フルーツなどを購入してきた。
 日本精神文化史(共立女子大学講師・土屋 久)の教養講座を受講している。先生は、日本の島を中心に古代の宗教を研究されている。その中で、「青ヶ島」の信仰などについて、1966年放映のNHKビデオ「青ヶ島」を上映された。
 ・巫女がいて中世までさかのぼれる 
 ・江戸時代に大噴火
 ・佐々木次郎太夫(天明の大噴火から50年後、住民を帰島させ島を復興させた  江戸時代の名主)・岩塩・水は雨水に頼る
 ・風が強く湿度が高く身体にカビがはえそうである 
 ・オーシンツクツクが鳴く
 ・牛は子供が世話をする
 ・海に背を向けた生活(港・舟無し)
 ・ジャガイモ、イも、きゅうり
 ・11月25日神社祭り(大里神社)
 ・巫女は右手に扇子、左手に半紙を振って踊る
 ・船は1ヶ月に1回の定期便、手紙はその場で呼んですぐに返事を書いて帰る便  に託す
 ・神仏分離(明治)が届いていない
 ・神社にもお線香をあげている
 ・幻の焼酎「あおちゅう」がある
などなど「青ヶ島」の状況の説明を受けていた。そして、上記フエアのパンフレットを持参された。こんな下地があったので出掛けてみたのである。
 そして、小笠原諸島”神の庭”に浮かぶ自然の聖域として小笠原諸島は、北から聟島列島・父島列島・母島列島・硫黄島・沖之島・南鳥島・西之島までを含む大小32の島からなっている。
 聟島・媒島・嫁島・弟島・兄島・父島・母島・姪島・姉島・妹島と家族の構成がされているのが面白い。 媒島(媒酌人)の両側に聟島と嫁島がいるなんて何と粋な命名をしたものだろう。
 教養講座「日本精神文化史」は、古代から平安時代までの足跡を辿る講座で、先生は島々に行かれその実体験を交えての講義でありとても興味の持てる講座である。先生は、5月27日に玄界灘にある島「沖ノ島」に行かれると聞いていた。お土産に島から持ち出せる唯一の「水」を持参するとのことでしたが今週の受講が楽しみである。
 
コメント
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