いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

パイパイ ばいばい!

2007年01月13日 09時18分36秒 | 兎に角書きたいの!
 平成18年12月18日・1歳半の娘を抱える次女から「もしかして」との電話連絡があった。それまでの孫娘は豊富に出るおっぱいを自由気ままに飲んでいた。と、ある日から授乳の様子が違ってきた。次女の母親からも離乳を真剣に考えないといけないわよとの忠告を受けていた。
 それからは、離乳戦争が始まった。突然の変化に孫娘も戸惑い、パイパイをねだる孫娘、それを何とか紛らわそうとする次女の姿。傍目で見ていると孫娘が不憫になってくる。次女も相当の決心を持って挑まないと離乳は成功しない。
 その孫娘も物事が良く分かり言葉も良く出る。本当は、そうなってからの離乳は遅いし孫娘にも気の毒なことだと母親は言う。そして次女からの写真付きメールは                19年1月6日 アンパンマン便座にまたがってハイ、ポーズ。昼間はオッパイ卒業
   1月8日 今夜は焼きそば。オッパイは朝だけなので、ゴハンべるようになってきた愛ちゃんです。
   1月9日 今日は一歳半検診とインフルエンザを受けてきました。オッパイがほしいと、げんこつやまのタヌキさんを歌ってアピールする、けなげなな愛ちゃんです。
 このメールを読んだときには涙がにじんできた私でした。
   1月10日 今日は一日オッパイを飲まないで頑張った愛ちゃん。パパは管理職に、愛はお姉さんに昇格です!明日よろしくお願いします!お母       さん、無理しないようにね!
 1月11日は次女の検診のため夫婦で娘の家に行き病院へ同行した。検診の結果、予定日は、8月16日と言われた。
 自宅に着き孫娘はおもちゃを引っ張り出して遊びだした。そして、ブッブーとかカチコチと鳴らしながら自動車模型のおもちゃを出してアッピールする。次女が言うには、あのカチコチという音はタクシーのメイター音を聞いてそれを表現しているのだと言う。
 1歳半の子供でも、このような知恵を働かして自分の存在、欲求をあれこれと表現している。
 自分自身を多く語ることはあまり良いことではないと考えていた。リタイヤして社交ダンスで今までと別世界の人達と交流するようになりこれまでの考えが自然と変わってきた。
 やはり「自分」をアピール必要がある。それによりコミニケーションがより深まり人間生活が円滑に自然に進んでいく。ただ、そのアピールにも節度が必要であることは言を待たない。
 その点子供は自然に自分の欲するところを持てるあらゆる方法を持って表現してくる。自分の欲するところが満たされない場合の最大の武器は「泣く」ことである。しかし、言葉で訴えたり歌を歌って表現するようになってくるとどうしても感情を刺激されそれに耐えることはなかなか難しいことである。
 孫娘の表情や仕草などで感心していると、いつも家内から言われる一言がある。
貴方は、自分の子供を育てているときにそのような面倒を見てくれなかった。と、言われてしまう。「あの頃は忙しかったからなー」で誤魔化す。その点、最近の旦那さんは子育てにまめでよき傾向である。
 孫娘も可愛い可愛いと育てられているが、この離乳戦争は孫娘の始めての試練である。頑張りな 愛ちゃん!

コメント
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