邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

「大奥」第二話ネタバレ言いたい放題

2004年10月15日 | ★TV番組
お世継ぎをめぐり、竹千代(家光)の乳母おふくと次男国松を溺愛するお江与の方とのガチンコ勝負!
鬼VS鬼!

ネタバレ注意報*****************************

テンポが速い。
竹千代出産の後、またお江与が身ごもったことを知り、
「子が流れてくれますよう・・」と祈るおふく。目標が定まった女は怖い。

だがその祈りもむなしく産まれて来たのはまたもや若君!だった・・

竹千代と次男国松を公然と差別しまくるお江与。
産んですぐに手元から離してしまったからなのか・・・
それにしてもここまで実子に辛くあたるとは。

竹千代はむごい仕打ちをされながらも母を慕うのだった・・・・(哀れ)
この国松溺愛はほんとうの話で、まだ存命だった家康が憂えていたようです。
(藤田まこと家康の「みゃ~」「きゃ~」言葉には和む・・?)

「お前なんか産まなければよかった!!!」
あまりの言葉に自刃しようとする家光を涙ながらに止めるおふく。
「これからはこのおふくを母と思うて・・悲しいときはこの胸でお泣きなされ・・」

ここでもらい泣きした人、推定3万人以上。

鼻水まみれで泣く竹千代の顔は天下一品でござった。

お江与のおふくに対する反感は日増しに高まっていく。
「あの女の目は鬼じゃ」そう言ってるあなたこそ鬼ではないかあ。

過去を暴かれ、
竹千代にまで「妾を成敗とはどういうことじゃ?」と問われておふく、万事休すと思いきや!

ここの切り返しに感心しました。

「ひとは誇りを守るためにときに鬼になることがございます」
竹千代:「それはよいことか?」
「よい悪いではなく、それをせねば生きられぬ・・ということでございます・・
今度鬼になるとすればそれは若君のためでございます」鬼宣言・鬼予告入りました。
若君、すんなり納得。

さすが天下の春日局。政治力がある、と感服致した。
こうして徳川幕府の基礎を築く家光を教育していったのか。

災い転じて福となす。七転び八起き。転んでもただでは起きぬおふく!
ものは言いよう・・とも言えます

最後のシーン、歩く姿はまるで武士のように勇壮だったぞよ。

高島礼子のドスが効いた低音はズズズンとおなかに響き、
おそろしや~~。蛇のように光る目怖い~。

今回の勝負は引き分け、とみた。
来週は松下、お色気作戦に挑戦?高島礼子に果たして勝てるのか?

この戦い、ますますヒートアップしそうで目が離せぬぞえ!!

■ブログランキング参戦中よろしゅうお頼み申しあげまする!!