埋めていく

ジャズとブラジル音楽の違いはなんだと思う？
と昨日サンバのレッスンで聞かれて、答えられませんでした。
悩んでいたら
「インプロヴィゼーションの仕方」だとの答え。
師匠がブラジルで数々の録音に参加した時に（もちろん日本人は一人だけ）経験したことなのだそうですが、
曲の間に間奏を入れるときに、日本式（いや、アメリカ式と言うべきか）でコード進行だけを書いた譜面を渡したら
これじゃインプロできない、メロディをほしい
と言われたのだそうです。
ジャズはコードに対してインプロヴィゼーションする
一方、ブラジル音楽はメロディに対してする
ということを話してくれました。

話としては理解できるのだけど、私の知識とテクニックでは実感としては理解できていなくて
他にもレッスンの中でそう感じることがたーくさんあって、
「レッスンと今の自分の間を埋める」ということに専心しています。

それが音楽理論の勉強だったり（これはものすごく大きい）、リズムの基礎訓練だったり、コピーの真似事だったりして
サンバを理解するために音楽の基礎を学びなおしているという状況のよう。
手当たり次第というやつだけど、一度自分がどこにいるのか確認するのはブレ防止でいいかもしれない。


師匠にまた他のところでもライブすることにしたんですと話しました。
はっきりさせておいた方がいいよと言われていた
「ライブでなにをしたいのか」
「なぜブラジル音楽なのか」
について、
この1年くらい考えて考えて、自分の中に答えらしきものが確認できたので。
こういうことを話せる人がいるのは支えになる。


山梨の桃でとっても美味しいサングリアを作りました☆
まだまだ厳しい残暑が続きますね。