So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

梅酢があがった!

2017年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム
このままカビに気をつけて土用干しまで待ちます。
去年みたいにしょっぱすぎずなかなか良い見通し。
でも油断大敵。



この土用干しをする前のフルーティな梅がほんとにほんとに美味しいのです。
八百屋さんがこればかりは作った人の特権ですねとおっしゃっていました。

6/24(土)舵輪(浅草)liveです!

2017年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム
6月24日(土)
舵輪(浅草)
東京都台東区浅草2-1-17-2F
03-3843-3789

20:00~
with 岩谷耕資郎(gt) 長岡敬二郎(perc)

MC ¥2000(+drink order)

名手のお二人と浅草舵輪です。
岩谷さんも長岡さんもどことなく南の風を感じる方々。
ぜひいらしてくださいませ。
浅草の夜、良いですよー。
お待ちしております。


疲れ知らずをめざして

2017年06月21日 | Liveの予定
1kgだけ残しておいた南高梅がいよいよ超完熟になってきて、
ラムかカシャーサで梅酒にしようと思っていたけど、甘いお酒はそんなに飲まないんだったと
一転して梅味噌というものを仕込んでみました。

とても簡単。
梅を1時間ほど水につけてアク抜き・洗浄してよく乾かし、
アルコール消毒か熱湯消毒したガラス容器に味噌→梅→味噌の順に詰めていく。
これで蓋をしっかりして2ヶ月経つと出来上がりなんだそうです。
梅と味噌のパワーが相乗効果で疲れ知らずの身体になれるらしい。
そして、梅干からは徐々に梅酢があがってきました。
今夜あたり赤紫蘇を投入予定です。


この間レッスンに行って、やっと「Desafinado」が形になってきた。
Grooveが掴みきれていないところで、「なにか」しちゃうみたいなんです。
恐いことに無意識に。
それはちょっとした「タメ」だったり「コブシ」のようなものだったり。

Grooveをずっと維持していくということができないというのはよくあることだという話になって、
たとえばスキャットやフェイクができると、私などは「かっこいーなー」と思ってしまうんだけれど、
そういう「なにか」することを一切やめて、どこまでも曲のGrooveを追求していこうというこの1ヶ月くらいでした。
師匠によくここまで来たねと言っていただいて嬉しかったなー。

でもやっぱりそういうのできるのってスゴイことなんじゃないんでしょうかとまだぶつぶつ言っていたら
「ほんとにすごい人はいいと思うよ。本当にすごい人っていうのはさ、、、キースのチェンバロ聴いたことある?」
というところから紹介してもらったCD。
リコーダーのミカラ・ペトリとのリコーダーソナタ集。

キース・ジャレットは即興音楽のピアニストだと思っていたら、バッハの録音も多数ある。
キースと言えば、大阪公演で観客の咳や拍手にナーバスになって演奏を終了してしまったのが有名で
「神経質な人」というような言い方をする人もいるけれど、
全存在をかけて音楽を地上に伝える人だから、聴き手もそれなりの覚悟が必要ということなんだと思う。
音楽ってなにかということをこの一件から私たちはよくよく考えなきゃいけないです。

バッハもこういうの即興で書いてたんだろうな。創造の神と繋がって。
キースのチェンバロ聴いてると直感的にそんなふうに思います。
演奏者が媒体になって繋いでいるような。
インドの古典音楽も同じ感覚がしてずっと何時間でも聴いていたい音楽。
朝晩このCDかけて梅仕事してます。

おまけのイワシ

2017年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム
イワシのマリネ。
丸のままから開いて骨抜きして皮をとって、
塩につけてお酢で締めて…とてつもなく時間がかかってしまったけど新鮮だったから美味しー。

梅を予約した荻窪の八百屋さんで買ったトマトが酸っぱいイワシに合うのです。
ここのお父さんはほんとにほんわか愛すべき素敵なキャラで、
息子さんが梅を包んでくれている間に、「これ食べる?美味しいよー」とおせんべいを配ってくれたり。
しかもそれが普通にスーパーで売ってる普通のおせんべいだったりする。
なんか友達の家に遊びに来たみたいな気分になる。
ミニトマト1個くれたので食べてみたらすごく甘くて買ってしまった。7kgの梅がなければもっとたくさんほしかったけど。
私も畑でトマト作ってると言ったら
「ダメだよーーー!作っちゃ!」
と言われた(笑)
私も八百屋さんだったらそう言うな。

「梅干がんばってね」とみんなに声をかけてくれます。ありがたいです。
鈴木青果店さん、毎年立春から生梅予約を受け付けているそうです!


梅仕事2017

2017年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム
丸一日、言われた通りに紙袋に入れて追熟した梅の実。
あれよあれよという間に完熟してきました。
いざ!

梅を1時間ほど水につけて汚れを落とし、
優しく引き上げてヘタを竹串でとってから乾かす。
大きなザルがないので、いつもタオルの上で乾燥させてます。
お風呂にいれた赤ちゃんみたいです。

その後、樽と漬物袋をアルコールで消毒して
梅が乾いたら一度アルコールにくぐらせてから一段ずつ分量の塩と交互に詰めていく。
消毒用のアルコールは、ホワイトリカー35度を使うのが普通ですが、
少量残ったハードリカー達をこの際使ってしまおうと思って、
ウイスキー40度、黒糖焼酎25度、ラム57度などなど少しずつ。
ま、合わせれば35度以上にはなるでしょうから十分殺菌できるはず。

間違えちゃいけないのは塩の量。
八百屋さんは13.5%~14%というのだけど、その八百屋さんが書いている梅仕事の本には基本の梅干の塩は18%となっていて、
ちょっと迷ったけど今年はしょっぱくないのを作りたいので15%にしてみました。

できたら重しを乗せてひとまず終了。
重しは熟成中の味噌の樽。梅樽の中に味噌樽。良い景色。
あとは梅酢があがるのを待つだけ。

梅って不思議な力があって、一連のこういう作業をするとどんなに疲れていても元気が出てくるのです。
土曜も仕事終わって暑いー、疲れた―、眠いーとダルダルで荻窪まで電車の中ずっと寝てて、
でも八百屋さんで梅を受け取ったらしゃきんと元気になった。
梅には悪いものをはねつけるようなパワーがあると信じて疑わない。
梅仕事をする人たちは多分感覚的にそういうことを知っているから、毎年梅が待ち遠しいのかも。
と、梅仕事2年生は思いました。