トラックの妨害

昔のアパートから自転車で出かける。
下がジャージのままだと気づいて、
ジーンズに履き替える。

２階の出入口に本が積んであって
これから返すものを数冊みつくろう。

隣りでは兄がＴＶを見ている。

外は雨。
私は重い荷物と、
さらに２人乗りして、
後ろに友人を乗せてるから重い。

こぐ時は「せーの」で
一緒に勢いをつける。

曲がりくねった山道をのぼろうとしていると、
目の前にでかいトラックがあって
ウンザリする。

友「追いぬいちゃえば？」
私「それがネ、ダメなんだよ・・・」

以前も何度か経験しているように話しながら、
トラックを追い抜こうとすると、
曲がり角にさしかかって、
車体が長いから曲がるたびに
道路いっぱいになって、
自動音声が流れて
１つ角を曲がるたび
えらい騒ぎで時間がかかる上、
絶対抜け出せない。


２人乗りだと、そのたび止まって
負荷がかかるから、
やっぱりムリしなきゃよかったと
今ごろ思ってももう遅い。

延々と曲がり角の数の分だけ
トラックの後ろでガマンして
付き合わなければならない。

スピルバーグの『激突』みたく
無人トラックにまるで
悪魔の意思が宿ったよう。


【自転車】
現在の夢主の置かれている状況が身軽になること、自由になることを暗示しています。
より行動範囲を広げて、活発になれる時期です。
社会人なら望んだ仕事や状況を得るチャンスになります。車と同様、自転車の状態や走りがその運気を表現しています。