昼休みに1人でランチを買いに行く
小さな店
レジの所にある拳大のパンが気になる
店のおばさん:
チョコレートと、バニラ、ストロベリーがある
私:どうしようかなあ
店のおばさん:
最初はこんな風なんですよ
切る前の長いパンを見せる
私:
美味しそう
じゃあ、チョコとストロベリーで
ほかにも見ていいですか?
ほかの棚にはサンドイッチなどの食べ物のほかに
雑貨もいろいろある
私:それでお願いします
1個220円で3個で
お釣りがなく
アレ?と思うが
消費税か? ま、いいか
私:
パン屋さんも大変ですよねえ
午前4時起きとかで仕込みから始めて
店のおばさん:
ほんと、そうなんですよ~
少し話し込んでから店を出る
この時点で次の授業に
5分ほど遅れていて
店から教室までは
けっこう歩くから
遅刻して教室に入るのは
気まずいな
次は何だっけ? 数学?
あの先生か
(中学の時の数学の教師の顔が浮かぶ
前も何度か間に合わない時があったな
もう難しい関数とか
知らないことをやってて
追いつかないのでは?
それにしても体が重く
なかなか前に進まない
道に迷って、見知らぬ場所
これは完全に迷ったな
私の方向オンチも酷いな
と呆れる
腕を強く振ると
少しスピードが上がる気がして
しばらく振るが
疲れてしまう
仕方ないと諦めかけていると
大きな見慣れた駅が見えて
やっと分かった!
駅から学校までは
歩いて10分以上はかかる
教室に着く頃は
40分ほどの遅刻で
出ないほうがマシだ
大した理由もなく休んで
教師が心配するだろうか?
***
日差しの強い外
がらんとした場所に
白い長テーブルがあり
イスに座っている
母、兄がいて
私がグッタリとして
暗い様子なのを心配して
母:どうしたの? 疲れたんかい?
なんだか生きてるのもイヤになった
と言いそうになるが
それじゃあまりに
心配をかけるから
私:なんだか疲れちゃって
とだけ言うが
実際は死んでしまいたいほどの
虚無感で自分でも分からない
それでも毎日は続くし
続けていくしかないんだろう
兄も心配そうに見ている
体が鉛のように重くて
なにかを考えるのも面倒
小さな店
レジの所にある拳大のパンが気になる
店のおばさん:
チョコレートと、バニラ、ストロベリーがある
私:どうしようかなあ
店のおばさん:
最初はこんな風なんですよ
切る前の長いパンを見せる
私:
美味しそう
じゃあ、チョコとストロベリーで
ほかにも見ていいですか?
ほかの棚にはサンドイッチなどの食べ物のほかに
雑貨もいろいろある
私:それでお願いします
1個220円で3個で
お釣りがなく
アレ?と思うが
消費税か? ま、いいか
私:
パン屋さんも大変ですよねえ
午前4時起きとかで仕込みから始めて
店のおばさん:
ほんと、そうなんですよ~
少し話し込んでから店を出る
この時点で次の授業に
5分ほど遅れていて
店から教室までは
けっこう歩くから
遅刻して教室に入るのは
気まずいな
次は何だっけ? 数学?
あの先生か
(中学の時の数学の教師の顔が浮かぶ
前も何度か間に合わない時があったな
もう難しい関数とか
知らないことをやってて
追いつかないのでは?
それにしても体が重く
なかなか前に進まない
道に迷って、見知らぬ場所
これは完全に迷ったな
私の方向オンチも酷いな
と呆れる
腕を強く振ると
少しスピードが上がる気がして
しばらく振るが
疲れてしまう
仕方ないと諦めかけていると
大きな見慣れた駅が見えて
やっと分かった!
駅から学校までは
歩いて10分以上はかかる
教室に着く頃は
40分ほどの遅刻で
出ないほうがマシだ
大した理由もなく休んで
教師が心配するだろうか?
***
日差しの強い外
がらんとした場所に
白い長テーブルがあり
イスに座っている
母、兄がいて
私がグッタリとして
暗い様子なのを心配して
母:どうしたの? 疲れたんかい?
なんだか生きてるのもイヤになった
と言いそうになるが
それじゃあまりに
心配をかけるから
私:なんだか疲れちゃって
とだけ言うが
実際は死んでしまいたいほどの
虚無感で自分でも分からない
それでも毎日は続くし
続けていくしかないんだろう
兄も心配そうに見ている
体が鉛のように重くて
なにかを考えるのも面倒