前半も色々あったのに忘れてしまった
小説『地球最後の日』を読んだ後の夜に見た夢なので
その影響が強い
広大な砂漠
最後の日を待つ人々
家に母が一人で
死を待っていることを思い出して
急いで戻る
私:一緒に行こう!
母:ありがと
一緒に最後の時を過ごそうと
集まった4、5人の知人に
私:私の母です と紹介する
知人:どうぞ陽のあたるほうへ
母は首を振り
小さな穴がたくさん開いた
缶の中で最後を迎えるつもりで
私はそれを
後ろの乾いた土壁の端に置く
みんなそれぞれ
過ごしたいようにしている
もしも助かった時のために
食べ物を持ってくれば良かった
私は助かる気がしている
みんなで球技を始める
母に「ボーア!」と繰り返すと
地球最後のことは忘れて
普段の生命力にあふれた姿に戻り
勝ちそうになる
仲間は逆の言葉を連呼して
母に思い出させて
途端に泣きそうな顔になり
私は「ボーア!」と
何度も大きな声をかける
母の生気が戻り
再び優勢となる
こうして皆で恐れず
生きる希望を信じれば
私達はこの日を乗り越えられるのではないか
という思いが強くなる
小説『地球最後の日』を読んだ後の夜に見た夢なので
その影響が強い
広大な砂漠
最後の日を待つ人々
家に母が一人で
死を待っていることを思い出して
急いで戻る
私:一緒に行こう!
母:ありがと
一緒に最後の時を過ごそうと
集まった4、5人の知人に
私:私の母です と紹介する
知人:どうぞ陽のあたるほうへ
母は首を振り
小さな穴がたくさん開いた
缶の中で最後を迎えるつもりで
私はそれを
後ろの乾いた土壁の端に置く
みんなそれぞれ
過ごしたいようにしている
もしも助かった時のために
食べ物を持ってくれば良かった
私は助かる気がしている
みんなで球技を始める
母に「ボーア!」と繰り返すと
地球最後のことは忘れて
普段の生命力にあふれた姿に戻り
勝ちそうになる
仲間は逆の言葉を連呼して
母に思い出させて
途端に泣きそうな顔になり
私は「ボーア!」と
何度も大きな声をかける
母の生気が戻り
再び優勢となる
こうして皆で恐れず
生きる希望を信じれば
私達はこの日を乗り越えられるのではないか
という思いが強くなる