着る服がない

外は雨
実家に帰省していたが
もうアパートに帰りたい
ここには居場所がないし

でも、風呂から上がって
自分の服を探しても見つからない

靴下は？
家のことは、母に聞かないと誰も分からない

相変わらず、靴下のタンスもいっぱいいっぱい詰めて開けづらい
やっと引くと、父の靴下ばかり

母：それはパパのだよ！と怒ったように言う

私も父のなんか要らないし
私：じゃあ、私のはどこ？！

母がニヤニヤしながら出したのは
昨日買ってあげた靴下だが

洗濯機で他のと一緒に回したら
見るも無惨に変形して見る影もない

私ならニット？の靴下は
別にぬるま湯で洗うよ？
一体どうしたらこうなるの？？

それより私の靴下を探すと
よくやく見つけたのは、母のタンスの中

私：コレは自分用に買ったんだから、私のだよ

やっと靴下をはいたが
もうすでにイライラがたまってる

靴下くらいなら、目立たないから
私：お母さんのどれか貸して

服が白だから
靴下も目立たない模様が入った白っぽいのをはく

ダウンジャケットもない
散々探して、また母に聞くと上の階

もとは玄関だった部分がなぜか２階にある
私：もと玄関の前ね

他の防寒着といっしょにしたのかと思って
探してもない…

私：ないよ！

母が、ああこっちだと指さしたのは
クリーニングのビニールに入れた
アウターが何枚か重ねて床に置いてある中から
取り出したのは、なぜかスヌーズの部分だけ

わざとやってるよね？
ずっとニヤけた顔なのが、さらにムカつく

ほかにも、小山になったモノの上にあるのは
小さくなったニット、と思ったら子ども服？
なぜこんなに何着もある？！

自分が着てきた洋服を探すのもひと苦労
上下もぜんぜん合ってないのもストレス
誰も気にしないだろう、と思い直すが

最後は靴が見つからなくて
とうとうブチギレる

居間に数人お客さんがいるが
人前でも構わず

私：どこ？！？！

母がコレ、とニヤけて出したのは
まったく知らない茶色いパンプス
なぜか３足！！

私：
ぜんぜん違う！！！
私のモノを全部隠してるの？！
それとも捨てた？
そんなことしても、裸足で出ていくから！

兄がそばに来る
一体何を怒ってるんだ？という顔

兄はいつも母の味方だから
感情論でまくしたてるのは得策じゃないが
そんなことどうでもいいから
今すぐ出たい

私：
これだけ一見キレイに見やすいようでいて
私のモノは１コもない！

１足のピッタリな靴を見つけるのに
どんだけ時間かかると思う？

て私が怒っても、ぜんぜん効き目ないんだった



怒り心頭＋絶望感で目が覚めて
しばらくは怒りがおさまらなかった

エスケープ

出版社に入社しても
周りは東大卒ばかりで
全然ついていけてないし
これからも追いつけない

努力もしたくないと
彷徨っている気持ち

家族とも離れていたいと思い
ちょっとしたスナックとりんご数個持って
高い所に上がる

体育館の屋根部分みたいな所に
ちょっとした部屋があり
そこにしばらくいるつもりが
すぐにバレて、下は大騒ぎ

「早く降りてきて！」と
母親が大きな声を出している
その他にも大勢が加わってえらい騒ぎ

私はすっかりやる気がなくなり
食べ物を少しだけ手元に残して
あとは下に落とす

さっき食べたばかりだから
しばらくはお腹も空かないだろう

夜になったら、布でロープを作って降りて
誰も知らない所へ行ってしまおうと思う

服を選ぶ

店で服を買おうかと選んでいる

長いシャツは、もうすでにダマだらけで
新しさを感じない
青っぽいのはそれほどでもないか？

姿見で合わせてみるが
お腹が出て似合わない

一緒に来た男性(母の知人？)が
姿見の横で退屈そうにしているから
見られてたら恥ずかしいな

ネコの顔の模様が入ったニットは小さすぎるし
あててみても全然似合わない
どれも趣味に合わないものばかり

私：疲れたから帰らない？
母：帰るか

私：
こんなにあるのに、似合う服ひとつ探すのにひと苦労
見つかる前に疲れちゃう

母：お母さんも

男性も服選びは面倒だと共感している
男性は上から下まで黒づくめ

そういうヒト多いよな
私は黒い服は気が滅入るから買わないけど

店を出たところに
雑種のわんこが２匹
鎖でつながれて待っている

母：〇〇（犬の名前）もゴハンまだだから

行きで私が連れていたわんことは
違うほうが気になって
鎖を地面から外すと

母：そっちにするかい？
私：うん

わんこはまだ私になついてないから
ビックリしているが
大人しくしている

鎖とリードをつなぐ部分はほんの浅くて
一度外れて焦るが、逃げずにいたため
褒めて撫でると
どことなく喜んでいる感じ

犬をつないである場所は
側溝の上で、いつも縞蚊がいる↓↓↓

私はすぐ刺されるから
早く行きたいのに
母はまったりと犬を撫でたりして喋ってるから
案の定、脚に縞蚊が何匹もたかって
もう刺されたかも↓↓↓

１匹つぶして、血を吸って赤いのを見て
虫除けスプレーを忘れたのを後悔して
気がきじゃない

母：蚊いるかい？

私：
もう刺された・・・
ここ、いつも縞蚊がいるからイヤ

母：そうかい　お母さん全然刺されない
私：側溝の下の泥水に巣があるんだよ
(蚊は巣作りしないよね

もうこれ以上１箇所も刺されたくないから
脚を動かしながら、手ではらって
もう行こうとうながす

俳句

食事の前に家族で集まる

昔の本？の句を詠みながら
今の状況にいちいち当てはまるのを検証していく

２つとも恋愛の句？
相手を強く想う気持ちが描かれている

建物の図面も出して解説
時を超えて一致する

すべて知っている私は
内心ニヤニヤしながら手伝う

最後に何も知らない父が来て
すべてが繋がり
みんなは大興奮

昨日、別々にもらったお酒も
ピッタリ絡んでいると分かる

ひと段落つくと
父はまた気ままに去る

家族で機嫌よく食事をとる

モンティ・パイソンを観る

一人で観ようとモンティ・パイソンの動画を流す
普通のDVDやビデオとかとは違う
独自の媒体

隣りで見てるヒトがいて
恥ずかしいやら、見せてあげたい自慢の気持ちもある

最初は意味不明で地味なネタが多くて
みんな笑いもなく見てる

私の大好きなエリック・アイドル！が
ウチの茶の間にいて、自分のネタを見てる

兄や周りのヒトもみんなで見て
かなりドギツいネタもあるが
大体ウケてて、嬉しくなる

同じネタを家庭でやる用の小道具？も同梱されている
盛り上がった流れでやり始めるヒトたち

私：今までやったことないんだよね

ドギツい色の液体とか見た目からしてヤバい

その後、次々と深刻な事故が起きて
部屋はパニックになる

女性は呼吸困難になり
兄はゲホゲホとむせて、吐き出す

嘔吐恐怖症の私は直視できないが
責任を感じて、背中をさすったりして介抱する

兄の様子にみんな注目している裏で
女性は一人で具合悪さと戦っているのに気づいて

冷たい水をかぶり続けて凍えているから
近くにある温かそうな布？を肩にかけたり
いろいろ手伝う

これは救急車を呼ぶレベルでは？
パッケージにある連絡先に電話する知人

私：
いやかからないと思う
私も以前、不具合が出た時かけたけどダメだったから

知人：かからない

知り合い？の医者に電話する
向こうは話しているのに
声がよく聞こえない

慌てているせいで、音量を上げたり
スピーカーにすることも出来なくて
周りからさらに不信感を買い
医師は呆れて失笑、大丈夫か？と思われる

医者：これはダメだ

人体に危険な成分だったらしい
男女数人分の医療費
その他全部負担してもいいから助けたい

でも、これは訴訟ものだ
海外のものでも、日本で輸入販売した会社があるはずだし
証拠をちゃんと残しておこう



また悪夢…
寝つきが悪く、やっと寝ても悪夢で起きて６時少し前に目が覚めた
大好きなモンティ・パイソン、エリック・アイドルが出たのに